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寺泊水族博物館 [新潟県]

再び遠征シリーズ

新潟県寺泊と言えば「魚のアメ横」と呼ばれる大きな海産物直販店街。大きな市営の駐車場の向かいに10店舗以上の海産物を扱う店が並ぶ。海産物を売りにする食堂もならび、店頭では焼き魚が並んでいる。魚が嫌いでなければ、そこだけで充分に楽しい。そこから柏崎方面に少しだけ進んでいくと寺泊水族博物館がある。

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ちょうどここを訪問したときは新潟の豪雨があった火の前日で、天気が悪くものすごいどしゃぶりだった。博物館は会場にせり出して建てられており、屋上からはパノラマビューが楽しめるらしい・・・残念ながら大雨で締め切られていたので見れなかった。

通常は大人700円の入場料だが、夏休み期間中は入場無料。周囲が雨なこともあって館内はものすごく混雑していた。博物館という名前だが、基本的に水族館。八角形の建物に沿って中規模から小規模の水槽が並び、ヨツメウオなどの珍しい魚たちやオウムガイなどが並ぶ。魚の種類はけっこう多くて小さな水族館ではあるが見ごたえは充分にある。イルカショーなどの大型の設備は無いが狭いなりに楽しめる構成になっている。ただちょっと古くて狭いので、最近の水族館に慣れているとちょっと違和感があるかもしれない。

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基本的に海産物市場とセットで楽しむのがちょうど良い。距離も近く水族館。市場ともに駐車場はタダなので往復は簡単。雨がやんだので我が家も市場に戻って食事を取ったのであった。

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寺泊水族博物館(長岡市寺泊花立9353番地158)

その他:面積不明

 

 


上越市立水族博物館 [新潟県]

新潟県上越市、直江津港の近くにある水族館。歴史は古く1950年頃に民間の水族館としてスタートしている。建物自体はけっこう古そうに見える。駐車場は無料。

駐車場に車を停めると最初に目に入るのが水族館の建物の周囲をぐるっと回っているサイクルモノレール。地上数メートルにあるレールの上を自転車をこぐように動かして1周する。1周100円なので高所恐怖症でない小学生にはウケそう。鉄器が悪かったせいでうちの息子の乗せてくれ要求は却下されたが、かなり乗りたかった様子だった。入場券を買って敷地入ると横に小さな公園が見える。ちょっと変わった遊具が並んでいるので天気が良かったら楽しそうではある。それを横目に水族館に入る。

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館内は古い(1990年頃の設備が中心)とはいえ大水槽もある本格的な水族館で充分に見ごたえもある。大きなふれあい水槽やえさ槍などのイベントもあり、水族館単体としても充分に期待にこたえられるものである。

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それよりも特徴的なのは地元出身の某運送会社の社長が寄付したとか言う科学館コーナー。遊園地なんかでは悠長になっている水鉄砲の的あてなどのアトラクションが無料で楽しめる。いつもだめといわれている息子達は夢中で的に向かってマシンガン型の水鉄砲から水を放出していた。そのほかにも科学館っぽい設備が幾つか並んでいる。一番奥には海中探査船を模したシミュレーターもあって海中散歩の体験が出来る。一人50円とリーズナブルだが乗って見るとゴウンゴウンとうなる船内で移りの悪いスクリーンを見せられるというちょっとしょうもないアトラクションだ。

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 水族館の外にはイルカショーのスタジアムがある。こちらは夏季限定で他の水族館からイルカを呼んでショーをあっている。期間限定の分だけ1日あたりのショーの回数は多く、5時くらいまでやっている。ショーもシンプルだが子ども達を楽しませる楽しい演出だった。

上越市立水族博物館(新潟県上越市西本町4丁目19-27)

その他:面積不明

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イヨボヤ会館・村上鮭公園 [新潟県]

サケに関する施設が続いたので調子に乗ってもうひとつ。サケというかシャケ、新巻鮭、塩引き鮭と言えば新潟県の村上である。シャケの聖地である村上にあるサケの水族館・科学館である。「イヨボヤ」という奇妙な名称は地元の言葉でサケ=魚の中の魚という意味である。~館という名称は水族館兼博物館兼科学館兼郷土資料館という性格を持っているからだろう。

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アクセスは正直ちょっと迷うが道路案内に従うと何とかたどり着ける。通りよりも少し奥まったところにあるので注意。駐車場はもちろんタダ。平日の昼に訪問したので駐車場はガラガラ。その前にどーんとインパクトのある和風の建物がそびえている。大きさは充分にありそうだが中身は謎。色々想像しながら中に入る。ちなみに入場料は大人300円、子供150円と優良だが安い。それがかえって不安を呼ぶ。恐る恐る子供たちを館内に導いた。

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館内は全体的に暗めで全体的には博物館のイメージ。最初に村上の文化を伝えるビデオを見て・・・・と思ったら子供たちは先のほうに行ってしまった。最初に入ったのは地味な養殖水槽のある場所。部屋の周囲には水槽があって、日本の水棲生物や淡水魚たちが展示してある。真ん中の養殖水槽にはサケの子供たちが泳いでいるが、いかんせん地味、地味地味・・・・。それでもだんだん展示は充実していてクライマックス(?)の人口川底(時期が合えば産卵が見れる!!)を見たあとは暗くて長い、そして演出たっぷりの地下トンネルをくぐって巳面川(みおもてがわ)の水底に行くと感動!!・・・のはずだったが降りの豪雨のため川がにごっていた・・・・それでも大きな沢蟹が歩いていてかなり感激

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最後は上の階の鮭に関する博物コーナーと子供向けの科学コーナーがある。湖上で見れなかった魚の形のメインらしきやつとパソコンのクイズやパズルなんかが置いてある。少しでもこういうのがあると子供は飽きないから不思議だ。大人からみたらつまらなそうなクイズなんかを一生懸命に解いていた。

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最後にイヨボヤ会館周囲に広がる鮭公園。今回は天気が今ひとつだったこともあって中に入らなかったが芝生が綺麗だった。腫れていれば見学の後にピクニックというのも悪くはナイキがする。

 

 


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