喜多見1-4遊び場 [東京都世田谷区]
世田谷の公園制度において「広場」や「遊び場」と呼ばれるものがたくさんある。平成になって制定された「世田谷区身近な広場条例」で今まで児童遊園、遊び場、広場が統合され管理されるようになった。実際には公園計画によって整備されていく区立公園と違い、とりあえず公園用地として確保しているものや、施設建設用地として保有しているものを一時的に開放しているとかという公園になる途中とか一時的な処置として設定されているようだ。決して広さなんかで規定されているわけではない。この喜多見1-4遊び場は区画整理によって作られた公園用地である。とりあえず区画整理の石碑ととりあえずの遊具だけが設置されている。
土地はL字型で地面は元の畑地の上に直接芝生が張られている。そのせいで子供が遊んでいると思われる遊具のある場所や築山は雨が降ったときにどろどろになっているせいかぐちゃぐちゃになった跡がある。たぶん雨上がりは数日は確実に遊べなさそうだ。調べて見ると平成8年から管理されているようだが、未だ公園としての基本的なところが完成していないといった感じだ。
遊具自体はこの平成8年の開園頃に設置されたと思われるもので、まだまだ綺麗。もしかしたらあまり遊ばれていない可能性もある。子供達を連れて行ったのだが、ブランコでしばらく遊んだくらいでボール遊びに移行した。さすがに物足りなさを感じる。せっかく3000㎡もあり、最近建てられた住宅も多く公園ニーズもそれなりにあると思うので、ぜひ公園化をしてほしいものだ。
喜多見1-4遊び場(東京都世田谷区喜多見1-4-10)
区立公園:面積3,390㎡
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