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こどもの城 [東京都渋谷区]

今回は公園ではなく屋内施設。

こどもの城とは1979年の国際児童年を記念して当時の厚生省が作った屋内型の総合児童センター。青山劇場と青山円形劇場に併設され、遊戯施設のほか宿泊施設やら保育施設もある。なんだか、こういう超ローカルな効果しかもたらさない施設をわざわざ国がやる意味があるのかという疑問はあるにはあるが、まぁここでは素直に子供の遊び場として訪れることにする。

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こどもの城は青山通りの青山学院のまん前にある。さすがにここに車で行くのは駐車料金が高すぎるだろうと地下鉄で行くことにする。(駐車場はあるが1時間600円)降りる駅は表参道駅、渋谷駅からバスでも行けるみたいだがめんどうなのと渋谷のバスターミナルで迷うと大変な事になりそうなので晴れていれば表参道駅がいいだろう。そこから青山通りをゆるい坂道を下っていく。こじゃれた店の前を抜けると国連大学があり、そこを過ぎると、遠くから見ても岡本太郎だとわかるでかいオブジェが鎮座する。仮にも子供が集まる施設に岡本太郎画伯の作品はないだろうと思っていたら案の定、下の娘(3歳)はひどく怯えて敷地に入ろうとしない。無理に連れて行こうとすると大泣きしたので、やむを得ず抱っこして走りぬける。やっとエントランスに入る。

入り口はやたらと広い。今ひとつやる気の無い売店と展示スペースがある。展示スペースは2階まで続いていて、行った時は併設の保育施設の発表展示がされていたのだが、2階はどんづまりで降りてくるしかない。何のための場所なのかと疑問に思いつつチケットを買う子供400円、大人500円だから差ほど高くない。チケットを買ってとにかくプレイルームのある3階までエレベータで行く。

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3階のプレイルームには公園にあるような大型遊具が鎮座している。かなり大型の遊具なのだがプレイルームの屋根が低すぎてかなり窮屈そう。このへんはエントランスの豪華さに反して普通のビルとおなじ造り、子供の施設なのに大人が見るエントランスは豪華で子供が遊ぶプレイルームがちんけなところがいかにもお役所仕事。大事なものをすっかり忘れている。それでも子供にとってはきれいで大きいからかなり楽しそう。遊具自体は大きい子から小さい子まで遊べる構成になっているので、良いほうの部類。実際子供たちもたくさん遊んでいる。その反対側にはおままごとゾーンみたいのがあって、おままごとセットなんかがたくさん置いてある。けっこう古めでそろっていないものも多いが、こっちも子供達には人気みたいでたくさん群がっている。その奥には卓球台とかが置いてあり比較的大きな子供達が遊んでいる。

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プレイルームで遊び飽きたので音楽ロビーに入る。ここはお手製の打楽器なんかがたくさん並んでいて、自由にならせる。なんだか予算が少ないなりにも頑張っている現場の職員さんたちの苦労が垣間見れる。でもお手製だから音はイマイチ。一番人気があったのは窓際にたくさんおいてあったシロフォン。3歳の娘は夢中で叩きまくっている。やはり音色がいいせいか小さい子も夢中で鳴らしている。音楽ロビーではミニコンサートをやっている。童謡とかを演奏するのだが結構レベルが高い演奏を見せてくれる。へたにホールに行くイベントよりも良いかもしれない。隣の小ホールでも楽器教室やコンサートなどが開かれている。子供向けのプログラムなので子供の興味をひくように工夫されている。

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さらにそこから出て強風の吹きすさぶ中を歩いて屋上に向かう。やっと着いた屋上のプレイポートは強風のため閉鎖されていた。呆然と立ち尽くすが気を取り直して目の前の面白自転車で遊ばせる。しかしいまひとつ走りが悪いのか6歳の息子はすぐ飽きる。3歳の娘はやっと三輪車に乗って遊ぶがうまく乗ることが出来ず立ち尽くすだけ・・・。しょうがないので引き返してプレイルームに戻る。

その他は工作教室とかパソコンコーナーがあるが、飛び入りでいくと無理なので、参加するならばあらかじめ調べてから行くほうがいい。またプレイルームではいろんなイベントをやっているのでイベントのありそうな日を選んでいったほうがお得。行った時は豆まきだったので鬼の寸劇と豆まきを体験できた。

全般的に遊戯施設はチープだが、職員さんやスタッフの努力でなんとか楽しく過ごせるようになっている。欠点は屋内施設なのに場所的に天気が悪い時に生きにくいところ。ちょっと駅からは遠すぎる。4時間遊ばせて駐車料金を2400円払える人ならば良いが庶民にはきつい。まぁ比較的天気が良い時に一度言ってみるのも良い。せっかく税金払っているんだから・・・

こどもの城(東京都渋谷区神宮前5-53-1)

超ひさしぶりにこどもの城に行って来た。新聞やさんに招待券をもらった+天気が悪いという理由で行って来た。さすがに表参道周辺に長時間車を停める勇気はないので、電車を乗り継いで出かけた。あまりこぎれいな格好をしていなかったので駅を降りて地上に出たとたんに若干浮いていることに気がつく。外でやっていたフリマみたいなのまで、なんかおしゃれだ。めげずに歩いていって到着。

招待券+子供1人分の券を買って館内に入る。大人500円子供400円という価格はリーズナブル。入り口ではガムランの演奏をやっていてちょっとした混雑。エレベーター前は混雑していたが、息子の頭に「3階」という記憶があるらしく、階段を走ってあがる。階段のドアを開けると目の前にはプレイホールの入り口。午前中だったが、中はすでに大混雑で遊具にもたくさんの子供たちが登っていた。改めてみると、低い天井や柱の隙間にみっちみちに遊具が詰まっている。限られたスペースに最大限の遊びを取り込んだ感じになっている。

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ウチの子供たちは混雑に圧倒されたのか、そのまま前をスルーして億のほうに行った。プレイルームの奥は前に来たときは卓球台とかが寂しげに置いてあった記憶があるが、今回見ると前にはなかった木製のゲームなんかがたくさん置いてあった。まだ空いていたので早速サッカーゲームなんかに興じた。一番気に入ったのは台の下から磁石で駒を操るサッカーゲームが気に入ったらしく、けっこうしつこく遊んでいた。最後には乱暴になって駒がぶっ飛んでいるのを見てげらげら笑っていた。向かいのコーナーでは人形劇なんかもやっていた。相変わらずここの劇とかはクオリティが高い。そのあとさらに奥のパソコンコーナーで遊んでか4階にあがった。

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 4階では音楽ロビーにまずは入る。いつも中から演奏する音が聞こえるので入らずにはいられない。相変わらず高いクオリティーの演奏だ。子供を連れて行くのが目的ならば下手なコンサートにお金を出したり予約をしたりするよりも、ここに来たほうが良いくらいだ。

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 今回初めて入ったのはビデオライブラリー。選んだDVDの番号を受付用紙に記入して持っていくと、人数に合わせて1人~5人用のブースを指定される。そこに行き端末に番号を入れるとビデオを見ることができる。ここでもはまって3本もビデオを見た。最後は子供たちが自分で受付に行って一人でビデオを見た。こういうのを自分でやるというのもいい体験だ。

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それから、また3階に戻って、前回は参加できなかった造形スタジオに入る。今回は紙の入れ物造り。小学3年生の息子はあっという間に作り上げたが、娘は大苦戦。二人の時間差があると親はけっこう大変。外に行きたがる息子をなだめながら娘の工作の完成を待った。そのほか壁に落書きを絵の具で書いたりも出来る設備(なんせ清掃時には上から水が流れる)もあって他には無い工作コーナーである。

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今回は3年ぶりくらいに来て見たが、いろいろ変わっているところもあって、新鮮だった。前は前庭にある岡本太郎の彫刻を下の娘が怖がったので、なかなか来なかったが、今回二人の子供とも楽しかったらしく「また来よう」と言っていた。

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