SSブログ

新宿中央公園 [東京都新宿区]

その日は新宿の都庁前でイベントが行なわれたので見に行った。その帰りに都庁の展望台に上がると真下には新宿中央公園の緑がひろがっていた。都庁から見て左の一番奥に小さく見える大きな滑り台のようなもの。よーく見ると子供が滑っている。「いくぞ!」の一言で博品館(おもちゃ屋)から離れたがらない子供たちを連れて、下りエレベータに乗った。

新宿中央公園には息子が小さい頃、一回来た事がある。その時は正面のナイアガラの滝のところから入った。大量に居るホームレスのすえた臭いに負けて退散した苦い思いが頭の片隅をよぎった。

今回はその反省から左側の橋から渡る。都庁の展望台から事前にホームレスの青いテントの配置は頭にインプットした。・・・しかしすぐ誤算に気がつく。その橋では下の道路に降りてしまう。正解は正面の橋を渡ってから左に進むルートだ。しょうがないのでホームレスのテントを横目に公園の入り口までぐずる娘をかかえながら進む。階段を上がるとすぐにちびっこ広場の遊具が見える。

0001.jpg

最初の遊具はお城のような大きな綜合遊具。材料を木材っぽく見せている。ブランコと大小のすべり台がついている。対象は小学生高学年という案内板が張ってある。しかし幼児でも遊べる構造だ。大きいほうの滑り台は本当に大きいが、登るルートがありがちなはしごではなく階段状になっていて3歳の娘でも簡単に最上階のすべり台のり口に到達できる。各遊具は端のように繋がっていてかなり広く遊べる。子供にとってもなかなかの遊びごたえだ。

0001.jpg

その先まで進むと大きなコンクリートの滑り台。幅が広く、坂も急だがそんなにスピードは出ない。小さい子でも遊ぶ事は出来る。滑り台には筒状の柱と橋で構成されたジャングルジムがついている。滑り台の下は空洞になっていて橋が架かっているが金網がかかっている。ホームレス対策なのだろう。ここが新宿である事を思い出させる。その横にはブランコが4つ、そのうち一つは小さい子供が落ちないようにプラスチックのオムツ状のイスがついたブランコ。ブランコ初チャレンジの子でも安心だ。そこの隣には砂場にカバとクジラの遊具。コンクリート製のリアルなシロナガスクジラである。大人の目で見れば、つまらなさそうに見えるが子供たちにはウケているらしく、たくさんの子供がクジラの背中に空いた大きな穴に群がっている。楽しそうに遊ぶ子供から、少し外に目を向けると警備員の姿。この公園のこのゾーンは子供とその保護者しか入れない。公園内の通り抜けも厳しく制限されている。ココは新宿であることを再び思い知らされる。

もう一つ気がついたこと、監視小屋みたいなところに三輪車、しかも同じタイプのものが並んでいる。この辺の住人が申し合わせて子供を乗せて連れてきたのかと思ったら、レンタルの三輪車。どこから来たかを記入すれば無料で借りれる。借りて横の噴水広場の周りを乗れるが、ココまで来るとホームレスの影がちらほら、都庁などのビルがそびえたつ中のコンクリートの公園の中を三輪車で寂しく遊ぶのは何か辛い。確かに利用する人も少ないようだ。この噴水は夏の間は親水公園になるらしいが、その時もこんな感じなのか・・・・

まぁ三輪車はちょっと・・・という感じだったが全体的には遊具も充実して充分子供を遊ばせられる。問題は駐車場で、都庁に停めれば4時間で2千円くらい。新宿駅からちょっと遠いが大江戸線の駅はすぐ近くにある。公園の近くの歩道橋をわたったところにコンビにはあるが、自動販売機などは無い。一日遊ぶには少し無理があるといったところだろう。

 新宿中央公園(東京都新宿区西新宿2-11

<区立公園:広さ約80,000㎡>


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

碑文谷公園林試の森公園 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。