久我山公園

京王井の頭線・久我山駅すぐ近くの公園。台地の端っこにあるため公園には段差がある。駅側が低地で、反対の幼稚園と神社がある方が高くなっている。駅側からはかなりの段差で見上げるような高低差で公園内の様子はお城mの屋根以外全く見えない。

せっかくだから、ぐるりと回って神社側から入る。神社の横の坂からして結構な急斜面で、歩き疲れている身としてはかなりきついくらいだ。朝の時間だったので幼稚園の送迎バスが行ったり来たりしている。結構立派なつくりの幼稚園の前を越えると公園の細い入口がある。入口からしてちょっとレトロでsる。たしかにコンクリートでお城の塔をつくっちゃうのは明らかに昭和のノリである。抜けると確かに昭和ワールドが広がっている。

 　

 遊具に行く前にちょっと目を引いたのはトイレ。しかも時計付きのトイレというまさに杉並スタンダードなトイレである。杉並の果ての久我山でもしっかりと徹底されている。その向こう側に見えるのは球技場のフェンス。完全にフェンスで覆われたちゃんとしたキャッチボール場だ。

 遊具に目をやる。

まずは砂場。カラフルにというかちょっと投げやり気味に派手な色が塗られたコンクリート製の動物が置かれている。ゾウ、キリン、カバ・・・・一応それらしい色に塗られてはいるがキリンの模様も全く書く気なしなので、なんの動物か大人でも少し考えてしまった。子供にとっては完璧に「きちんとは別の謎の動物」である。

・・・まぁそれは良い。次は滑り台。本日最大の掘り出し物、年代物のコンクリート滑り台だ。並行して二連の滑り台。手すりと階段が鉄製の・・・おそらくはそんなに古くはない昭和４０～５０年代のものだろう。しかし下の方はかけてしまったらしく、新しいコンクリートで補修されている。色があっていないのでちょっと気の毒な感じになってしまっている。

 

 そして反対側に目をやると、ブランコとスプリング遊具、球技場が見える。スプリング遊具はおそらく平成になってからのものだろう。ちょっとだけ今風なデザインである。

 そして、その奥にあるのが地球儀。誰もいなかったのでちょっと回してみたが、大人でも回すのがきついくらいに周りが悪かった。地球儀はメンテナンスを適切にしていないと、直ぐに回らなくなってしうまうのが弱点だ。危険さと共にそれも自治体が設置しなくなってきている原因なのだろう。動かすのなら回転よりもスプリングの方が明らかに楽である。

 最後はお城の塔と幅広コンクリート滑り台。お城と滑り台の構成は男の子ならば戦争ごっこ、女の子ならお姫様救出といった感じでストーリー性も有りいろんな遊びのパターンが広がりそうだ。

久我山公園（東京都足立区久我山３丁目３７－３）

区立公園；面積１，８１６㎡

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