大観音児童遊園 [東京都文京区]
「おおかんのんじどうゆうえん」と読む。たまに神社の境内の中に児童遊園があるケースはあるが、ここは寺の境内の中にある児童遊園。児童遊園の名前の由来はこの児童遊園がある寺、光源寺に元禄元年(西暦1697年)に建立された十一面観音像があったことから名づけられた。この観音像は第二次世界大戦時に空襲で消失したが平成に入ってひとサイズ小さくなって債権されている。
公園は寺の境内の東半分を占めていて、結構広い広場になっている。あまり高い木がないので程よく日向と日陰があり、晴れた日には気持ちよさそうな場所だ。ベンチがあるので大人が来てひとやすみするのにもちょうどいい。しかしながら寺の白い塀の中にあるので知らなければ来れない。公園である看板も見当たらない。
唯一ここが児童遊園であることを知らしめているのは、この二つのスプリング遊具。静かで慎ましやかなこの公園の中で唯一どぎつい色彩を放っている。以前は滑り台があったらしいが、他の境内の公園も同じなのだろうがだんだんさみしくなっている。
もっともっと不思議なのが水道の後ろにある象の石像。周囲の寺の門にも象の像があって不思議に思っていたのだが、ここに来てさらに不思議さが増した。いったいここと象の関係ってなんなのだろう。
大観音児童遊園(東京都文京区向丘2丁目38)
区立公園:面積272㎡
2012-10-16 22:42
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