川南公園 [東京都江東区]
-川南公園は関東大震災後に作られた震災復興計画公園のひとつで昭和6年に開園している非常に歴史ある公園。公園内の設備のほとんどは更新されてしまっているが門柱や公園中央のバーゴラの跡などに往時の面影を残している。
遊具はほとんど新しいものに入れ替えられ昭和後期の遊具すら残っていない状況だが、唯一奥の滑り台だけは開園当初のもの。つまり造られてからすでに80年くらい経過した非常に古いものだ。上部の柵にレリーフが施され、ちょっと見ただけでも重厚なオーラを放っているのがわかる。保存状態もよく今でも充分に現役で遊べるようになっている。残っているだけでもすごいが、現役で使用されているというのはすごい事である。
あと特徴的な遊具としては広い柵つきの砂場の前にある立方体の木製の箱。どうやって遊ぶのかはわからないが、そのなぞっぷりが異彩を放っている。木製なのでさすがに戦前なんていうことは無いが、見た感じ相当古そうでもある。
この公園には新しい遊具もある。奥にはターザンロープ。それと砂場の間には幅広の滑り台が付いた複合遊具がある。
古い公園ではあるが新しい遊具も設置されていて歴史以上に活気にあふれた魅力ある公園になっている。子供たちの遊んでいる姿も多く、もっと歴史を重ねてほしいと思える公園だった。
川南公園(東京都江東区千石2丁目9-22)
区立公園:面積2,975㎡
タグ:ターザンロープ
2012-01-14 21:58
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