辰巳の森海浜公園 [東京都江東区]
今日は息子とふたりっきりだったこともあり、スポーツでもしようかと辰巳の森海浜公園に行った。この公園はニュースポーツと呼ばれるスポーツを何種類も楽しむことができる。ニュースポーツとはディスクゴルフやペタングのような競技性よりもレクリエーション性の高いスポーツである。伊豆半島あたりの観光地で見かけるようなやつだ。たまたま天気がよかったこともあり小学三年生の息子がテニスをしたいというのでその中の「フリーテニス」を体験しに行くことになった。
車で出かけたので湾岸道路から行こうかと思ったが、首都高がものすごく混んでいたので都心で降りて、晴海通りから東雲のイオンのところの交差点を左に曲がって到着。右折できない交差点もあって駐車場にたどり着くのは大変だったが、比較的広い駐車場もあり車で来やすい公園だ。駐車場は南東側と北東側の2つがあるが今回は北東側の第二駐車場に停めた。けっこう広い駐車場でイベントでもない限りは万社にはならなさそうな感じだ。
そこからバーベキュー場の中を通り、橋を渡ると公園の全貌が見えてきた。かなり広い芝生の広場が見える。
広い芝生広場を横断して、管理事務所に到着。管理事務所の中で簡単な申し込みをして用具を借りる。どのスポーツも一人150円で利用できる。体験できるスポーツはディスクゴルフ、シャッフルボード、パターゴルフ、ペタング、フリーテニス、マレットゴルフ、ガーデンゴルフの7種類。それぞれ専用の道具を貸してくれる。まずはフリーテニスをするためにラケットを借りる。大きな卓球ラケットに粘らないラバーを貼ったようなラケットと少し小さめの軟式テニスボールを借りてコートに向かった。フリーテニスは地面でやる卓球といった感じで、簡単ではあるが結構激しい運動量。息子は最近テニスを習っているのでなかなか手ごわい。
そのあとは、パターゴルフを体験。これまたなかなか難しい。若干息子が飽きて暴走気味になってきたのですぐに終了。
ちなみにこの公園、芝生とニュースポーツばかりといった印象だが、ちゃんと遊具もある。遊具はいちばん西側に集中している。結構たくさんの親子連れが来ていて、意外ににぎやかであった。いちばん大きな遊具はこの複合遊具。それを筆頭に大きなシーソーやタイヤブランコなどが配置されているほか、南側には健康遊具だかアスレチックだかわからない遊具が並んでいる。
この複合遊具の特徴は砂場一体型になったギミックがたくさんあること。特に砂を持ち上げるクレーンがいくつも付いている。これと同じものは豊洲六丁目公園にもあったが、それよりも本格的で高低差もある。あそこでも子供たちが夢中になったんだから、面白くないはずが無い。実際に何人もの子供が遊んでいた。
しかし、見渡すとここの遊具ってちょっとユニークなものが多い。普通ライド遊具といえばスプリング遊具だが、ここにあるのはなぜかすべてクランク型。四角っぽい造形がずらりと並んでいるのはちょっとシュール。それとなぜか人気のあった船の遊具。遊具というよりも船をそのまま置いたという、なんのひねりも無い遊具だが、これまた楽しいらしくたくさんの子供が遊んでいた。
そして極め付けがこのタイヤブランコ。タイヤが縦に使われているのも珍しいが、それが円形にたくさん並んでいるのもものすごく珍しい。ブランコというと平行に並んで遊ぶというのが常識だが、向かい合って乗るというのもなかなか楽しそうだ。
そして、その奥の健康遊具ゾーン。本当に健康遊具がいろいろ集められているのだが、中にはアスレチックっぽいのもあり、少し不思議な感じである。
最後に気が付いたが、この辰巳の森海浜公園って森も無ければ海浜もない。
辰巳の森海浜公園(東京都江東区辰巳2丁目1-35)
都立公園:面積169,237㎡
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