鶯谷公園 [東京都台東区]
JR鶯谷駅南口から線路を渡って降りたところを左に曲がった先にある小さな公園。近くに行くまでなかなか公園の存在はわからない。この公園はホテル街のど真ん中というか、ラブホテルのまん前にある。そういった意味では非常に環境が悪いところにあるということになる。公園の中もホームレスこそは居なかったが、くたびれたおじさんたちがたくさん居た。寂れた感じだ。
特に公園の正面から左側のほうは、ビルの壁沿いにひっそりと滑り台なんかがあって、かなり寂しげ。 もうちょっと配置を考えても良さそうなのにと思いつつ、公園の中でも入り口近くにあって最も目立つ遊具を見ていた。
とどめは、このスプリング遊具。古いとはいえここまで汚れなくてもいいと思うのだが、本当に悲しい気持ちになってしまう。コレで遊ぶというか、この上に子供が乗っている姿を想像したら世間のお母さん達は卒倒しそうである。まぁ子供ってコレくらいの汚れは平気なような気がするが。
なんだか地球儀にそっくり、というか土星のような輪なのか、月の軌跡なのかわからないものまで付いて、あきらかに地球を意識している・・・・・・が固定されていて全く回らない。ジャングルグローブもどきの非常に残念な遊具だ。中に入ってだべるにはいいかもしれないが、スリルは全く無い。しかもホテルのまん前である。
そのほかの遊具としては台東区スタンダードの椅子型ブランコ+ノーマルブランコと砂場がある。しかし砂場は台東スタンダードではなく、フェンスもカバーも無い、しかも砂がなんだか硬そうだ。実際のところ、砂場で遊ぶのは母親に連れられてくるような小さな子供が中心である。恐らくこんなホテル外の真ん中に連れてくる親は居ないのだろう。
鶯谷公園(東京都台東区根岸1丁目3-17)
区立公園:面積968㎡
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