油面公園 [東京都目黒区]
「油面」は「あぶらめん」よ読む。衾町や碑文谷と並び称される難解地名である。由来は昔このあたりが菜種栽培が盛んで江戸の菜種油の供給元になっていた事らしい。油の生産は税が免ぜられていたため「油免」となっていつしか「油面」となったらしい。
油面公園の中心はこの二つのコンクリートの山を結んだ橋を中心にした鉄製の複合遊具である。あまり背が高い感じはしないが近くに行くとそれなりに迫力はある。鬼ごっこなどのあうよう下遊びにも使えそうな感じだ。メインの滑り台はステンレスのすべり面の広いタイプ。幅が広いのもいろんな遊びが出来るヨウソになる。もうすこしコンクリート部分もいろんな仕掛けがあっても良いような気がするが、けっこう楽しそうな遊具である。
また遊具の一角にはタイヤブランコが設置されている。ぐるぐる回るタイプである。これまた楽しさが一掃増している。 そのほかは回らない地球儀タイプのジャングルジムと、ブランコなど普通の公園にある遊具が並んでいる。
目黒の公園は一般的にこのタイプが多いが、砂場はぽつーんと存在している上に上にシートをかけるだけのタイプ。事務的な緑色のシートがなんだか寂しげである
最後にここの特徴はトイレ。最近の公園トイレはやたらと豪華なものが多いが、ここのは簡易トイレみたいのが並んでいるだけなのである。なかを見たがそれなりには清潔そうだったが、やっぱり狭さは気になる。
油面公園(東京都目黒区中町1丁目16-22)
区立公園:面積4513㎡
コメント 0