光が丘公園 [東京都練馬区]
練馬区には都立の大きな公園が多い。遠いと思っていっていなかったが環八を使うと意外に世田谷から近い。石神井公園に続いて年末に光が丘公園に向かってみる。環八から笹目通りに入り、関越道練馬ICの交差点を超えるとすぐに「光が丘」の表示があるので右折する。そのまま行くとこれまたすぐに「光が丘公園」の表示があるのでその通りに進んでいくと後援に突き当たる。駐車場は団地側の体育館や図書館がある場所のすぐ横にある。けっこうたくさん停められるようだが年末なのかガラガラだった。料金ははじめの一時間こそは300円だがその後は1時間当たり200円。4時間いても1000円未満である。
公園の広さは約60ヘクタールもあるので、きちんと調べておかないとさまよい続ける事になってしまう。光が丘公園で子供が遊ぶ遊具があるのは「ちびっ子広場」だ。テニスコートの裏を抜け、野球場と陸上競技場の間を抜ける。迷わず行けたが実際に歩くと相当な距離だ。途中の陸上競技場の芝生のところで小2の息子が大好きなボール遊びをしようと言い出すが無視。遊具遊びが好きな5歳の娘も居るのである。彼の好きなボール遊びはたいした広さはいらない、浅草で拾った硬式テニスボールでのキャッチボールだ。走行しているうちに下の娘もぐずりだしたが、丁度そのとき遊具らしきものが見え出した。
ちびっ子広場は中央の大きな木を中心に、よその公園ならメインを張れるような遊具が点在している。昭和記念公園とかこどもの国は別として都立公園では最も充実している。居るだけでわくわくしそうな広場である。寒いなか来て良かったと思う。
特に目立っていたのはこの遊具。通常は直線的に張ったワイヤーの上を滑車がすべるターザンロープが、鉄製のレールの上をすべる楕円型のターザンロープだ。情報では普通のターザンロープがあったから、恐らくコレは最近それがリニューアルされたものであろう。スピードなんかは普通のターザンロープと同じであるがカーブを曲がるときに遠心力で子供達の体が大きく振られることが迫力満点である。コレにはまったのが石神井公園と築地のあかつき公園以来、ターザンロープにご執心の5歳の娘である。小学生に混じって十何回も乗っていた。けっこうな迫力らしく小学校高学年くらいの子供も乗っていた。体重があるほうが遠心力は増すので大きい子供にとっても迫力満点である。この遊具はまさにわざわざ練馬まで行って遊ぶだけの価値がある遊具である。下手なジェットコースターよりも楽しめるはずだ。
そのほかは木製の背の高い滑り台型」複合遊具(大きい子供向け)。スチール製の新しい複合遊具(幼稚園から小学生低学年向け)、そしてプラスチック製の服後遊具(小さな子供向け)、そして比較的背の低いネットツリーが設置されている。乳児から小学生まで幅広くバランスの良いラインナップである。
その他広場にはフェンスで囲まれた砂場、ちょっと変わった形のウンテイ、健康遊具なんかも設置されており、さらに遊びの幅が広がっている。結局この広場で3時間以上子供達は遊び続けたのだから、相当な満足度だろう。息子はそのうち1時間以上がボール遊びだったが・・・。
その他公園には「昆虫広場」もある。これは昆虫の好きそうな野草をはやしているゾーンで、ススキ野原が広がっている。行ったのがすっかり冬だったんで虫は確認できなかったが、夏にはここでも楽しみたい。
光が丘公園(東京都練馬区光が丘4丁目)
都立公園:面積607,824㎡
光ヶ丘公園を大きくしよう。
by ガーゴイル (2021-01-13 14:46)