子供の森公園 [東京都品川区]
第一京浜(国道15号線)と山の手通り(環状6号線)の交差点を大崎川に少し行ったところにある公園。カラフルな恐竜のオブジェがたくさんあるので近所の子供たちからは「かいじゅう公園」と呼ばれているらしい。電車であれば京急の新馬場駅から徒歩10分くらい。車で行く場合は交差点側から進んで公園の手前の三菱のディーラーのところの路地を左折して目黒川を渡ってすぐにコインパーキングがある。1時間200円なのでかなり安い。
公園には少年野球場が併設されていて、小高い木々の合間に遊具が点在する形だ。大別すると公園の名前の通りの「森」とシンボルの「かいじゅう」のゾーンになっている。「森」のゾーンの中心には木の幹をかたどったコンクリート製の山がある。よくあるタコ遊具「タコの山」の木の幹バージョンといった感じだ。緩やかに取り付けられたはしごもあり小さな子供も遊びやすく、大きな子供から小さな子供までが楽しそうに遊んでいた。このタイプのコンクリートの滑り台は遊びに応用がきき、昭和の時代に建設された遊具の中では何処でも人気である。
それから森といえばターザンロープ。ここのスタート台は緩やかに坂になっている為、子供だけでもろぷを持って上がれるし、子供に合わせてスタート場所が調整できるので非常にGOOD。ロープの傾斜が比較的ゆるい事もあり、小さい子供も何人かチャレンジしていた。うちの7歳の息子もここは楽しいらしく繰り返し何回も遊んでいた。ターザンロープの横にはなぜか竜船があり、小さな子供が和んでいた。
個々の遊具は、滑り台やブランコも、形にこだわって設置されており公園全体の雰囲気に統一感を出している。こういうところに気を使っているのはすごい事だ。
反対側には超カラフルに菜食された恐竜のオブジェが木々の間に10体くらい設置されている。ベンチも黄色く塗られており、木々の間に並んであるその様子はとてつもなくシュールだ。恐竜オブジェは別に子どもが遊ぶように創られているわけではなく、子供たちを遊ばせている大人が休むゾーンとなっている。
その他公園の入口には杖のような形をした柱が3つ並んでいる。夏になればここからシャワーが出るらしく、夏は水遊びが出来るようだ。
狭いながらもバランスよく遊具が設置されていて、かなり楽しい公園になっている。公園事務所とトイレもあるし、自動販売機は近くにある。一応子供の森の名前は誇張ではない。このシュールさについては一件の価値ありだ。
子供の森公園(東京都品川区北品川3-10-13)
区立公園:面積7,607㎡
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