郷土の森博物館

驚くのは駐車場がタダ。２３区外とはいえ駐車場代がかからないのはすばらしい。しかもちゃんと舗装されて係員がいて誘導してくれる駐車場で・・・だ。場所は府中街道か鎌倉街道から川沿いの道を走っていったところにあるが、わかっている人にしかわからないような道路。同じく府中市立の運動場なんかもあるのでわからないということは無い。

駐車場に気を良くしながら入り口に近付く。入場口では一応博物館という事もあって料金を払って入る。博物館と言いながら、基本的には公園。プラネタリウムのある本館と、昔の建物がある場所のほかは基本的には森。そこそこに売店とか食堂とかがあって一日中すごせるようにはなっている。駐車場も一日中いてもタダだし・・・。子供が遊べる場所は４ヶ所。博物館のプラネタリウムと奥の民芸品を作るところと、入り口近くの小学校の校舎の建物内・・・しかし、わざわざ遠い道のりを来てまでの価値があるのは水遊び広場。水遊びの池はとにかくすごい。入場して昔の建物を超えていくとその「ジャブジャブ池」はある。

池は地下水をくみ上げて人口の川を作り、その下流を広く広げて大きな池を作っている。上流は小石を敷き自然の皮のようになっているが、下のほうになるにつれ、石畳、コンクリートといった感じにどんどん人工的になっている。下のほうには噴水。湧水広場は他の公園にもいろいろあるが、ここまで広くて、水もきれい（なんとプールのにおいがする）なのはそうそう無い。一応もぐるのは禁止だが上流側は潜れるくらいの深さがある。小学校高学年くらいでも充分に楽しそうに遊んでいる。下流側は小さな子供でもひざくらいの深さなので、かない広い年代で楽しめる。周りの景色も上流が森っぽくて、下流は広い芝生が広がっているので自然の中で遊んでいるような錯覚にも陥る。ある意味下手なディキャンプに行くよりも思い切り視線を満喫できる。夏の間は臨時の売店もあるし、自販機やトイレもあるので便利さ的にもかなり良い。夏にはお勧めの公園だ。なによりプールより安く、キャンプ場より近くて安全だ。注意はオムツは禁止なので小さな子は水着をちゃんと持っていくこと。

あと、何故かうちの子たちに人気なのが池に行く途中にある売店の団子。１本８０円のしょうゆ味の団子をバクバク食べている。しょうゆ味しかしないのに・・・だ。あともう一つは小学校の校舎の二回にある自然教室の展示。かめとか魚がいるので夢中で眺めている。それ以外はすべて、小学生以上が対象という感じ。昔は児童公園もあったみたいだが、今は無いので幼児には少し消化不良。。行くなら絶対に夏だ。

府中郷土の森博物館(東京都府中市南町6-32)

市立博物館：面積約130,000㎡

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