世田谷公園

国道２４６号を二子玉川側から渋谷に向かい三宿のあたりで右に曲がるとすぐに通りの裏に世田谷公園がある。野球場などの施設がある関係で駐車場は数十台分はある。駐車場の入り口がわかりにくいので初めて行った時はパーキングメーターで停めた。公園の駐車場代はリーズナブルなのでできれば公園に停めたい。公園は野球場やテニスコート、屋外プールなどの運動場エリアと公園エリアがある。更衣室とフェンスの間を歩いていくと巨大な噴水広場がある。ミニＳＬが目当てだったので、一気に公園の反対側にまで突き進む。

駐車場の反対側に大きな楕円形のミニＳＬの線路がある。レンガ風の駅舎のところで７０円の切符を買う。休日のみの運行で、乗車できる回数はあまり多くない。１時間に４回くらいのダイヤだから、まさに都会の中の赤字ローカル線。ミニＳＬは昔は石炭で走っていたが、今は電動。まえは出てくるばい煙を掃除機で吸い込むという涙ぐましい努力をしていたが健闘空しく近所の苦情で電化されてしまったらしい。客車のいすはかなり狭く楯に乗る。子供２人の場合は１人はコントロール可能範囲外の位置になるので、あまり小さい子供の場合は注意。でもけっこう長い距離を乗るので満足度は充分だ。途中の踏み切りのところで係のおじさんが手を振ってｊくれるのが嬉しい。ミニＳＬで周回しているとホームレスの小屋みたいなのが木々の間に見える。落書きが書いてあってずいぶんぼろい感じだ。さすが都会の公園だけあってホームレスが住み着くのかと感心してしまった。しかしながらミニＳＬを降りてみると、その認識は間違いである事に気がつく。ボロ小屋の屋根には子供達がたくさん乗っている。そんな事してたらホームレスのおじさんに怒られるだろう！ほらホームレスみたいなおじさんが・・・っと思ったらぼろいながらも遊具なのである。良く見ると手作り感溢れるターザンロープやらハンモックやらがあるのがわかる。小屋の中にはホームレスみたいな・・・プレイリーダーと呼ばれるボランティアの皆さんがいるのである。ここはＮＰＯが運営するせたがやプレーパークなのである。手作り遊具のほか大工道具で遊べるところや焚き火が出来るところなんかがある。ベーゴマ大会なんかも開かれているようだ。小さい子にはハンモックが楽しい。いろいろあるので、どれかひとつくらいは子供のつぼにはまる感じである。ホームレスだなんていってごめんなさい。

プレイパークの横の山を越えて行くと運動場との境に交通公園がある。いちおう道路っぽくなっていて足こぎカートに乗れるが、信号とかは無いので交通後援が交通安全の教育には繋がっていない。みんな足こぎカートで暴走している。足こぎカートは結構警戒に走ることが出来るので人気だ。タイミングが悪いと結構まつは芽になる。交通公園の中にはブランコや滑り台がポツポツとあって、上の子を足こぎカートで暴走させている間に下の子を遊ばせることも出来る。なかなかナイスだ。隣にはＳＬが鎮座している。なぜか世田谷周辺の公園にはＳＬが置いてある。

公園の中央にはでかい噴水があっる。公園全体として緑は少ない。特に芝生は全然無いのでピクニックやごろ寝には向いていない。噴水の周りではたまーにヤクザ風味の方々が日光浴していたりする。噴水のところに売店があるが、食事は無い。カップラーメンとパンが唯一の食事っぽいものだ。一家団欒には向かないが子供の遊び場としては一日中遊べる公園だ。駐車場も安いし。

そういえば児童公園・・・というか遊具はミニＳＬの奥のほうにぽつーんとある。長いウンテイ以外は特に目立つものがなく。＆他の施設に比べて不人気でした。 

 

 世田谷公園（東京都世田谷区池尻1-5-27 ）

＜区立公園：広さ約79、000㎡＞

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