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フェライト子ども科学館 [秋田県]

フェライトとはマグネットなんかに使われている材料である。コレを事業化しTDKを創業した強度の偉人をたたえて作られたのがこのフェライト子ども科学館だ。

場所は秋田市から日本海沿いをずっと南下していったところにある秋田県にかほ市。国道沿いにあるので簡単にわかる。科学館の入場料は大人500円、子ども300円と科学館としては普通の値段。駐車場に停めて概観を見るが比較的新しそうな感じで綺麗な建物だ。

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科学館の外は広い芝生の公園になっていて、大きな遊具が二つ設置されている。ひとつは首都圏の大きな公園でも人気のふわふわドーム、そしてもうひとつは六角形の蜂の巣状のジャングルジムだ。同じ形のものが横浜こどもの国にあるが、こちらは木製ではなく半透明のプラスチック製である。ウチの子ども達もすぐに遊びたがったが、先に科学館に入るので、後回しにして入館する事にした。

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 館内は2フロアになっていて上がフェライトの歴史とか、博物館っぽい構成になっている。そこから長いスロープを降りていくと科学館スペースになる。全体的に遊びながら学ぶというか、遊びを中心に構成されている。特に注目は有料の設備であるファンタジー・シアター。よくある座席が動くようになっていて臨場感あふれる映像を見せる装置、例えばディズニーランドのスターツアーズのようなものなのだが、実際に乗って見るとびっくり。映像の内容はスターツアーズのパクリみたいなものなのだが、床の動きは数倍の激しさなのである。大人でも油断していたらこけそうなくらいの動きで、油断して乗っていた5歳の娘は完全に凍り付いていた。8歳の息子にとってはものすごく楽しかったようだが・・・恐らくは科学館のアトラクションとしては日本一の激しさであろう。

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子ども達が喜んだアトラクションは一番奥の熱気球の奥のほうにある滑り台。すべるといろいろな音が鳴る。滑り方によっても音が変わるので楽しくて何回も滑っていた。良く見ればすべり面にセンサーが付いているだけなのだが、それでもいつも遊んでいる遊具と科学館っぽい電子音の組み合わせが面白くて子ども達にはものすごくウケていた。

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そのほか、他の科学館でも人気のジャンボシャボン玉なんかもある。ここの優れているのはシャボンの中にはいる子供が自分で紐を引っ張ってシャボン玉を作れる事。外側から大人が引き上げるのは以外に面倒くさいしシャッターチャンスも逃しやすいが、これなら大丈夫だ。子ども側にとっても自分で出来るというのは楽しいらしい。また、下の娘がお気に入りだったのがワンダーポッド、自分が映像の中に入って風船を割ったり、雲をよけたりするゲームをするものだ。ものすごく気に入ったようで5~6回はやっていた。まぁ平日だから空いていたので良かったのだが・・・

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 そのほか、小さな子供向けのボールプールもある遊戯室南下もあって、子供の遊び場としてはかなりの充実度。近くに行ったら、時間をとってぜひ寄ってみるべし!

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フェライト子ども科学館(秋田県にかほ市平沢字宝田4-1)

その他:面積不明

 


大森山動物園 [秋田県]

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東京近郊ではなく、かつ公園でもないが遊具に特筆する点があるのでとり上げる。大森山動物園(ミルヴェ)は秋田市立の動物園で、昭和48年にこの地に移転してきた。北海道旭川市の旭山動物園の成功の影響なのか、近年再整備されさまざまな工夫がなされている。紹介したいのは動物園内にある大型遊具「アソヴェの森」だ。動物園内の大型遊具というのも横浜のズーラシアの例もあり、特に珍しくも無いが、このアソヴェの森は動物たちの展示と一体化しているところが特徴的である。

実際、見てみるとラマなどの草食動物の檻の上にまたがるようにローラー滑り台やロープの端がかけられている。草を食べるラマの上をつり橋でわたるというのは動物園ならではである。実際この角度で動物を見るというのも珍しい体験だ。こういった体験ができるというのは子供たちにとっても楽しいし、思い出に残るはずだ。本当はトラやライオンの檻の上渡れるとスリリングでよいが、さすがに安全性を考えると無理くさい。それでも十分ナイスアイデアだ。

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このアソヴェの森はこの特徴を考えなくてもかなり大きくて特徴的な遊具だ。中央のタワーは3階建てくらいの高さがあって頂上まで登るとかなりの迫力だ。ひろがる動物園の檻や動物たちが一望できる。形としては木製っぽい素材を使った今風の遊具ではあるが、これだけ大きいのはなかなかないだろう。

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遊具自体もカーブしながら動物たちの上をすべる長いローラー滑り台のほか、ネットを使ったつり橋やアスレチックなど、さまざまな遊びができるようになっている。ところどころ動物を模しているところもなかなか雰囲気を出している。

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 さらに、ところどころには動物の角をかぶってみるコーナーやクイズなど、いかにも動物園という仕掛けが仕掛けられていて心憎い限りである。動物園全体としてはまだまだ古いままのところもあるが、こういう特徴的な仕掛けがあると、古さを感じさせない。子供たちも暑い中ずいぶん楽しんだみたいだ。

大森動物園(秋田県秋田市字潟端154)

その他:面積150,070㎡

 


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