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鶴亀松公園 [神奈川県川崎市麻生区]

鶴亀松という不思議な名称については公園内の銘板に説明が載っている。なんでもかつてこの地に江川太郎左衛門が名付けた「そびえ立つ鶴松」と「地を這う亀松」が生えていて、その木が昭和16年の台風で倒れた際に記念して公園化されたとか・・・・。江戸太郎左衛門といえば幕末期に海防の指導をした人物として知られているが、江川家当主は代々「太郎左衛門」を名乗っていたらしいので、どの江戸太郎かわからない。

公園の場所は小田急新百合ヶ丘駅から南方向に少し行ったところにあるが、完璧に単なる住宅街になっている。しかも周囲には道路が少なく、近所から歩いてくるくらいしか来る方法はなさそう。基本的に地元の人たちだけを対象とした公園だ。

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公園内は年明け以来の寒波で霜柱なんかにやられたようで、芝生の場所以外はどろどろになっている。線bんたくを考えると子供たちを遊ばせるのはちょっと考えてしまいそうだ。それでも近所の子供たちにとってはいい遊び場になっているようで小学生たちが自転車にのってやってきている。

遊具は横に大きな複合遊具ひとつとネットを使ったジャングルジムがひとつ。複合遊具はデッキ部分がかなり広くて鬼ごっこなんかをするには最適だ。しかしながら、遊具自体はけっこう古く、塗装もかなり色あせてしまっている。けっこう寂れた感じだ。しかもローラー滑り台なんかを見ても子供たちが滑るたびにキイキイ音がして、あまりすべりは良くなさそう。少し残念である。

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鶴亀松公園(川崎市麻生区上麻生4丁目2)

市立公園:面積不明


王禅寺ふるさと公園 [神奈川県川崎市麻生区]

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川崎市市制60周年を記念して作られた比較的新しい公園。川崎に別な用事があって、ついでに立ち寄ってみた。場所は東名川崎インターが接続する尻手黒川道路を川崎と反対の方向に進み、マルエツのところで左折して、以前紹介した菅生緑地の横を抜け、突き当りを右に行きひたすら走る。車どおりは多いけど細い道で、少し前の港北のあたりの雰囲気を醸し出すような町並みの中を走っていくと、左手に切り立ちが見え、過ぎたところに駐車場のマーク。そこを入ると王禅寺ふるさと公園の駐車場がある。50台くらい停められる駐車場だが、休日の昼には満車になるそうだ。近くにコインパーキングがある雰囲気は無いので、行く時は早めに言ったほうが良さそう。

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駐車場から最も近い入口は木で出来た怪談。かなりの急斜面を歩いて登る事になるが、きれいに整備されていて、これはこれでひとつの遊具のような感じ。あとでこのコースは無駄と言う事がわかるが小学一年の息子と幼稚園年少の娘は駆け上がっていく。こういうアプローチのわくわく感も公園には重要だ。・・・・と思ったら尾根から見おろした眼下に広場が広がっているのがわかる。良く見るとこんな急斜面ではなく、普通の斜面もある事がわかる。尾根から石で出来た道を一気に降りると、丁度いい広さの芝生が広がっている。そのまま進むと遊具が芝生の向こう側に見えてくる。見渡して見ると緩やかな斜面の芝生の周りを小高い木々(サクラや梅も)や丘が周りを囲んでいる構成。周囲の建造物は高圧線くらいしか見えない。結構空が広く感じるし、住宅街のど真ん中なのに自然の中に来たような錯覚になる。公園としての広さやバランス、景色はなかなか良い公園だ。

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芝生の向こう側の遊具に子供達が走ってゆく。川崎市の他の公園と違い、ネットを多用した複合遊具がある。さかな公園や八景島でみたものより背が低いネットツリーを中心に縄の橋や滑り台などで一周を回る幹事でアスレチックが出来る。難易度的には4歳くらいになればクリアできるレベル。高さが無いので小学校一年生の息子は数週回った後はネットツリーに集中。下の娘は最初はそるおそる縄の橋を渡っていたが、慣れてくるとちゃんと渡れるようになってきた。まだネットツリーはすこし厳しい様子で、下のほうでうろうろしていた。その横にはファミリーアスレチック遊具が並び、背は高いが少し短いウンテイや、平均台みたいなバランス遊具が並んでいる。こっちは大人が乗っていてもそう恥ずかしくない感じの遊具が多いので子どもと一緒にチャレンジしてみる。特に気に入ったのは下がスプリングになった広めの平均台。体重のある大人が乗るとかなりぐらぐらする。その上にはさらにハードそうなアスレチック遊具があるが、今日は寒いのでパス。気がついたことは、芝生の広場と隣接して遊具があるので、遊具で遊んだり、ボール遊びをしたりを交互にしても親としてはらくちん名事。ピクニック+遊びならかなりお勧めの構成である。

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帰りは普通のコースから帰る。石畳の広い階段があり、それに平行してせせらぎが流れている。夏は水遊びが出来るようで、かなり楽しそう+涼しそう。一番下には浅い池があって、夏はここでも遊べそう。夏のことを考えれば日陰もあり、水もありのこの公園はなかなか良さそうである。

謎は何故、川崎市はこの公園に得意の「緑地」の名をつけないのか?

 

王禅寺ふるさと公園(神奈川県川崎市麻生区王禅寺528-1)

市立公園:面積104,676㎡


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