新花公園

上野の近くにある、学業・合格祈願の神様として有名な湯島天神のすぐ近くにある公園。開園したのは大正１５年とものすごく古いが、周囲はビルにすっかり囲まれてしまい、そんな面影はない。ただ公園の中央にある大きな木だけが、それを感じさせている。目の前は湯島小学校ということもあり夕方だというのに小学生がたくさん遊んでいた。

 

まず目に入ったのはくじらの湯具。ナガスクジラのフォルムがリアルに再現されつつ、遊具としても機能しているという逸品で、新宿中央公園や川崎の稲田公園にあるものと同じだ。ただ、ここのは最近塗り替えられたらしく、非常に綺麗になっている。また砂場と一体になっていないのも綺麗に保存されている理由だろう。連れて行ったうちの子供もしっぽに登ったりしていて遊んでいて、遊具としても子供を寄せ付ける魅力がある。

そして公園の奥の方にある三角形のコンクリート滑り台。裏には一面びっしりの手すりが付いていて圧巻だ。ここまで徹底してき科学的なのは珍しい。気になるのはすべり面で結構ざらざらして滑りにくそうなことだ。真ん中の一直線だけがたくさん滑られているらしくツルツルだった。

 それと鯨の横にあるコンクリートの家。ここも塗り替えられていてかなり綺麗になっていた。ただ配置的には砂場から遠く、小さな子供が遊ぶにはちょと都合が悪そうだ。

 そのほかは隠れるようにして置いてあるブランコと、申し訳程度にある砂場がある。全体的なターゲットとしては目の前にある湯島小学校の児童なのだろう。

新花公園（東京都文京区湯島２丁目３１）

区立公園：面積１,０３６㎡