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大泉交通公園 [東京都練馬区]

小学一年生の下の娘が、最近になってやっと自転車に乗れるようになってから交通公園に夢中だ。自分の自転車は補助輪時代から乗っていた16インチの小さな自転車ではなく、18インチや20インチの大きな自転車に乗って思い切り走れるのが魅力なのだろう。小4の息子は好きなボール遊びができないので、最近食傷気味になっているが、ここは娘の願いを優先し、訪問した。

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アクセスは環八から関越道練馬インターへ向かい。高速側に向かう陸橋の側道に抜け、保谷方面に細い道を進んでいく、そして練馬区と西東京市の境界にある保谷駅のところで右折し住宅街の中に入っていったところにある。周囲はまだまだ畑が残り、造成途中の場所も目立つ。駐車場はないので近くのコインパーキングに停めて公園に向かった。停めた駐車場は1時間100円というリーズナブルな駐車場だった。

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 立派な門構えの入口に入ると、受付がある。ここは入場時に一回記入すると、そのままずっと利用できる方式で、自転車やゴーカートは自分で選んで自分で乗る方式。コースはたて横斜めに張り巡らされ、若干起伏がある。信号が設置されているのもスタート周辺だけでなく、公園内の隅々までという本格的な交通公園だ。

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 借りられる乗り物は2種類、自転車と足こぎゴーカートがある。コースは完全に分かれていてメインのコースは補助輪付きを含めた、自転車で、足こぎゴーカートは遊具広場の中にある細いコースを走るようになっている。乗り場も全く分かれているのと、幼児用広場がないのがここの特徴だ。自転車は24インチまでがあり、割と大きな子供でも楽しめるようになっている。

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遊具コーナーは公園の西側に集中している。一番奥には駅舎を模したトイレとコンクリート製の蒸気機関車の遊具。長い貨車が付いていてたくさんの子供が遊べるようになっている。

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 そのすぐ隣の円形の砂場。設備自体は古くて地味なのだが、屋根にカラフルな風船がくくりつけられている。係りの人たちのちょっとした工夫なのだろう。こうした工夫だけでも随分楽しそうに見える。公園は恒久的なハードウェアばかりに目が行くが、こういう日常にはいる人の手が重要だ。交通公園は運営するのに必ず人が必要になるので、こういうところに目が届きやすい。職員や業者だけでなく住民を含めて、こういう人の手をどう入れていくのかが、今後の公園の発展の鍵を握っているような気がする。

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公園内には他にも様々な施設がある。まずは自転車乗り場のすぐ横にあるじゃぶじゃぶ池。盛り上がった噴水部分と凹んだイケ部分が結ばれたひょうたん型の池で、小さいながらも深さがあり、結構楽しそう。冬のあいだはすっかり乾いているが、その状態で見ても夏の景色が思い描ける。

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そして公園の奥の方にある丘の上にはベンチがある東屋がある。今回はここで持ってきたお弁当を食べたが、ベンチとテーブルの間が離れすぎていてちょっと使いづらかった。そのすぐ横には水の流れもあってここでも水遊びができるようになっている。

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そして嬉しいのが、受付近くにある絵本の貸出とゴーカート乗り場近くにある黒板。交通公園に兄弟で連れてくると、片方があきて退屈になることが多いのだが、そういった時にこういうちょっとした遊び道具があると非常に嬉しい。特に黒板は移動できるタイプで、ちょっとした場所と、ほんの少しの費用があれば実現でき、しかも子供たちには大人気なので、ほかの公園も採用してみるといいと思う。

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冬の寒い日だったが、かれこれ3時間くらいは遊んだ。流石に一日いるのは厳しいが自転車の練習や交通安全の学習を兼ねて訪問してみるのには、ちょうどいい感じの交通公園である。

大泉交通公園(東京都練馬区南大泉6丁目16-1)

区立公園:面積8142㎡


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