東芝科学館 [神奈川県川崎市幸区]
雨が降った日に安上がりに子供を遊ばせようと思ったらやはり科学館。この間行った横浜の環境エネルギー館が思ったよりも良かったので、今度は最近テレビで取り上げられていた東芝科学館に行くことにした。イメージとしては昔の東芝製品が飾ってあるというイメージだが「博物館」ではなく「科学館」と名乗っているからには何かがあるだろうと思いつつ、子供二人をつれて雨の中多摩川沿いを下った。
科学館は東芝の大きな工場の一角にあり、一旦内陸の方に入って一号線を走り、外の駐車場に停めてから、歩いて工場の門に入った。入口で大人は守衛さんからバッチをもらい、案内に従って工場の大きな建物に沿って歩いた。結構な距離である。しかしながら見てみたらどうやら駐車場があって科学館の入口近くに止められるようだ。館内に一旦入って確認してから子供たちを置き去りにして、再びもんを出て車を工場の敷地の中にいれた。 ・・・・明らかにリサーチ不足だった。
館内に入ると、まず迎えてくれるのはこのロボット。ちょっと反応が悪いけど、娘はこういうのをものすごく好きなので、一生懸命話しかけていた。このロボットは二階にも置いてあっていつでもお話できる。科学技術館にあるNECのロボットと違って大盤振る舞いである。
中に入ると、今度は球型のディスプレイ。その奥に展示室がある。ここがこの東芝科学館が科学館たらしめる場所。そんなに広くはないが電気自動車、電動バイク、静電気、原子力などなどの展示がある。中では実験ショーもやっており、行った時には超伝導の実験をしていた。金属製の箱が冷気を履きながら宙に浮いてぐるぐる回る姿に娘は大感動。電機メーカーらしく、科学というよりも技術といった感じの内容になっている。
二階は半分が3D映像の展示、ここでは(いまやどこの科学館にでもあるのだが)3Dシアターもある。あとバーチャルリアリティ的な展示がいくつかあるが、こっちは決められた時間帯のみの展示。なぜかというと体験するのには手間がかかる事。さすがに民間企業の科学館ではボランティアを大量に雇うわけにもいかないから仕方がない。
そのほか三階にはお馴染みの東芝製品の歴史や四階には実験ショーをする大きな劇場などがある。科学に興味があればかなり楽しそうで一日中いても飽きなさそうだが、残念ながら我が子供たちはあきたらしく、二階のパソコンコーナーでクイズばっかりやっていた。
昼ごはんは一階のエントランスにある4~6つくらいのテーブルで持ってきたお弁当を食べた。ちょっと少ないというか狭い感じだ。奥には小さなカフェもあるが、これまたテーブル4つくらい。結構お客さんが来てるのにちょっと厳しい感じである。
それでもこの場所でタダで駐車できてタダで入れる場所はそうそうないから貴重な遊び場ではある。大事にしましょう
東芝科学館(神奈川県川崎市幸区小向東芝町1)
その他:面積不明
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