環境エネルギー館(ワンダーシップ) [横浜市]
今日は朝から雨。しかも金がないときたもんで、朝からいける場所を探す。車にガソリンだけはたくさんあったので遠出やむなしと思っていたら、意外に近くにあった。横浜市の一番川崎よりにある鶴見区の工場街の中にある東京ガスの後方施設「環境エネルギー館」だ。車で15号線を走り、鶴見警察署の交差点を曲がって・・・・とやってきたのは、どう考えても立ち入り禁止西か思えないような工場外のど真ん中。しかも途中には案内板は少なく、前に来てやっとわかる。特徴的な建物なので見逃すことは無いが、わかりにくいので注意。
無料の駐車場に車を停める。120台までなので充分とはいえないまでも結構なキャパシティはある。車からぐるっと歩いてエントランスに入る。屋根の非常に高いエントランスだが、かえって寂しさばかりが伝わってくる。・・・狭くてクライよりましだが。そこから長いエスカレータを上がってメイン展示室であるy4階に向かう。
展示は基本的にワンフロア。その中に1つの映写室、1つのスタジオがある。展示はすべて触ってみるタイプ。環境を歌っているだけあって、ガスの話はほとんどなく、ゴミの重さなどけっこうチープ・・・・いやいや身近な展示が多い。それでも子供たちには非常に受けていて走り回って次から次へと体験していた。たしかに馬鹿みたいに金がかかった展示よりもこういった展示のほうがおもしろい。スタジオではテレビ番組を模したプログラムが1時間おきくらいに行われていた。同じようなプログラムが屋台みたいな規模でももうひとつ、そしてワンダーシアターという映写室でも1時間おきくらいにアニメ放映がされているので、イベントだけでも時間が埋まるくらいソフトが充実している。
さらに1階上がったフロアに行くとこんどはワークショップ。ここでは1日に2回さまざまなワークショップが行われている。工作好きの娘が早速参加すると言い出し、ぐずぐず行っていた兄を引っ張って参加した。良くある単なる工作ではなく、使った素材の説明とか科学的視点でのやりとりが行われ、なかなかの充実振りだった。
さらに上に登ると屋上のビオトーブ。ビルの上とは思えないくらいの本格的なビオトーブで風力発電で蓄えたエネルギーで水を循環させている。ガスでないところが素晴らしい。もう結構な生き物たちが住み着いているようで、かえるを追いかける小学生がデッキの裏を覗き込んでいた。晴れればかなり楽しい。
ここが緑がほとんど無い工場地帯のど真ん中なのを忘れさせるくらいだ。屋上から見る景色は本当に見渡す限り向上のプラントとかタンクとかクレーンとか煙突ばっかりだ。
そのほか2階にはビデオも見れる、パソコンも触れる図書館がある。パソコンのソフトが「ガスてなーに」と同じなので、ここが東京ガスの施設であることを思い出した。図書館もこういう施設とセットならかなり面白い。
環境エネルギー館(神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目7-7)
その他:面積不明
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