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よこはま動物園ズーラシア [横浜市]

 たまたま招待券をもらったので9歳の息子をひとりつれて横浜の動物園ズーラシアに行って来た。ズーラシアは息子が保育園の頃、遠足で来たのと、娘がまだ歩けない頃にもう一回行ったっきり、しばらく行っていなかった。本当に久しぶりである。

アクセスは東名高速から保土ヶ谷バイパスに乗り、下川井で下り左折するとすぐに入り口がある。高速道路もすいていたので世田谷から45分くらいで到着。久しぶりに見たら駐車場が二階建てになっていた。前回来たときは思いっきり遠くの駐車場に停めさせられた気がする。今回は開演前の時間帯だった事もあり、入場口からすぐ近くに停められた。駐車場代は後払いで1000円。あらかじめカードを買っておくと便利。

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招待券を入場券に換えてもらい、入場口に並んで10分くらいで開場。ズーラシアは比較的新しい・・・というか日本が一番お金持ちだった時代に出来たこともあり、場内の雰囲気は他の動物園と大きく異なる。場内には熱帯の植物がたくさん植えられ、森の中のところどころに動物が飼育されているといった感じ。歩道が少し高いウッドデッキになっていたり、さらに南米ならばインカっぽいオブジェがあったりして、雰囲気満点である。コンクリートの中に動物の折があるといった一般的な動物園とはかなり違う雰囲気だ。また、一般的にはメインになっているアフリカの動物が中心ではなくアジアやオセアニアの動物が多いのも特徴的だ。

動物園の内容はさておき、メインの話題は公園遊具だ。

この動物園には大きな遊具ゾーンが2つある。ひとつめが最大のもので順路どおりに行くと珍獣オカピの丘の手前くらいの場所にあるわくわく広場である。アマゾンの密林ゾーンを越えると原住民の小屋みたいな建物がまず眼に入る。けっこう広いスペースにたくさんの遊具とベンチやテーブルが並んでいる。ベンチなど休んだり食事をしたりする場所が多く、動物のにおいがほとんどしないのもこの動物園の特徴だ。このわくわく広場もピクニックには最適な場所である。

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まずは原住民の住居みたいな遊具から見てみる。この遊具は塔とつり橋と滑り台とボールブランコが一体化した遊具だ。塔に登るにはネットの坂道を登らなくてはならない。高い場所まで登るが、角度がそれなりに緩やかになっているのでよちよち歩きの小さなこでもチャレンジできる。登るとあたりを見回すことができ、目の前のつり橋を渡ると、トンネル滑り台がある。しかしながらトンネル滑り台は冬の間は静電気地獄なので息子も敬遠。逆に夢中になったのは塔の下の部分のネットジャングルジム。かなり難易度は高いが小学生の男の子にとってはこれくらいのほうが楽しいらしい。 

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その先にあるのが、ネットの山と2頭のオカピを模した遊具、木の色合いがオカピの色とあいまって、いい感じのデザインになっている。2頭は橋でつながっていて、奥のほうのオカピは滑り台になっている。そんなに難易度は高くないアスレチックといった感じで、ココには小さな子供たちもたくさんいた。

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 さらに奥には人気の遊具、ターザンロープがある。動物園の中だけあって、きちんと整備されていて、ロープが結ばれていることもなかった。ただ、短いことと角度が浅くてスピードが出ないこともあって、基本的には小さな子供向けで小学生には少し物足りない。息子もスタート地点からおとなしく乗るのではなく、走ってスピードをつけてから飛び乗っていた。

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 もうひとつ人気のコーナーは化石のコーナーだ。二頭の恐竜の化石のレプリカが並んでいる。けっこうしっかりとした精巧なつくりで、質感も本当に化石のようだ。子供たちは頭蓋骨の上に登ったり、口の中に入ったりして遊んでいた。これは普通の公園ではありえない遊具なのでけっこうプレミア感があって子供にとっても印象深い遊具だ。全開来た記憶がないといっていた息子も小さい頃にこれで遊んだことを覚えているといっていた。 

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 さらに芸が細かいのは、そのすぐ前にある砂場。岩にかもまれてはいるが一見普通の砂場に見えるが、砂のそこに仕掛けがある。砂を払いのけると、砂の底から化石のレリーフが現れるのだ。まるで考古学者になった気分を味わえる。これもまた印象的な仕掛けである。

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 そのほか周辺には小さな子供向けのライド遊具やら、サルのレプリカのある穴やらがある。子供って穴があると入りたがるし、登れるところがあるととにかく登ろうとする。子供の修正を良く捉えた仕掛けだ。

この一帯だけでも充分に時間をかけて来たとしても満足できるちょっとした公園である。動物園の順路的にも、ちょうど子供たちがあき始めた頃にここに来るので、非常にすばらしい設備である。 

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 ズーラシアにはそのほかにも園内の各所に動物や植物などのオブジェのようなものが点在していて、子供たちが乗ったりして遊ぶことが出来る。これまたうれしい仕掛けである。

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 さらに先に進んでオカピやチンパンジーを見た後に出口に向かっていくと、ポニーの乗馬体験が出来るパカパカ広場、記念撮影が出来る動物のレプリカが並んでいるころころ広場、そしてもう一箇所の遊具があるみんなの原っぱにつながっていく。これは下手な遊園地があるよりもリーズナブルだし、楽しい。

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最後にはみんなのはらっぱにある大型の複合遊具。これは普通の公園にもあるような遊具ではあるが、もうすぐ出口というところで最後のエネルギーを使うにはちょうどいいタイミングらしく、小さな子供たちがすずなりのように群がって遊んでいた。

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ズーラシアは1999年のオープンという非常に新しい動物園で、最初に紹介したように生息環境展示という新しい展示方法で構成されている。公立の動物園なので入場料は大人600円という非常にリーズナブル。中もピクニック気分で廻れるし、遊具も充分すぎるくらいあって、小さな子供から小学生まで充分に満足できる。さらにあまり激しい起伏がなく、歩くのも比較的楽なので年寄にもやさしそうな動物園だ。車でも行きやすいので非常にお勧めの動物園である。

よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根町1175番地1)

その他:面積402,000㎡


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