洗足池公園 [東京都大田区]
中原街道沿いの大きな公園。洗足池はかつて灌漑用水として利用されていた池で、日蓮が足を洗ったとかという言い伝えがある風光明媚な池。江戸時代の浮世絵師、広重の「名所江戸百景」にも選ばれている古くからの景勝地だ。昭和39年に都立公園として開園された以降は公園として指定され、その後大田区に移管されている。大きな公園であるが、駐車場は無く、周囲の道路も直接公園沿いを走るものが少なく非常にわかりづらい。コインパーキングなども少ししかないので、場所はわかるが、実際に訪問しようとすると意外に行きにくい公園でもある。
広い公園には遊具があるコーナーが2箇所ある。まずは公園のもっとも北側。池から見ると児童館やグラウンドがある場所の向こう側に児童公園がある。遊具的には古めで、滑り台、砂場、ブランコ、ウンテイやジャングルジムが広い広場の周りに設置されている。
珍しい遊具は無いが、滑り台だけちょっと特殊。昔の滑り台にいおくある角度の大きいV字型の滑り台なのだが、すべり面が二段になっていて通常のものよりも迫力のあるものとなっている。
もうひとつの遊具は池の東岸にある大森六中近くの児童コーナー。ここには明治維新で活躍した勝海舟の墓もある。こちら側は比較的新しい感じの遊具は並ぶが、対照的には幼稚園以下の小さな子供たち向けのものが多い。複合遊具も小さめで、実際にも小さい子供たちが遊んでいた。目立つのはやたらと頑丈そうな砂場のフェンスぐらいか・・・・。
洗足池公園(東京都大田区南千束2丁目14)
区立公園:面積75,039㎡
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