鮫洲運動公園 [東京都品川区]
昨年の冬に訪問したときは工事中だった鮫洲運動公園に再び行ってみた。いくらなんでももう工事は終わっているだろう+新しく整備したんだから魅力的な公園に仕上がっているだろうという期待のもとに車に兄妹を乗せて訪問した。場所は京急鮫洲駅の東側。周囲にはパーキングメーターがたくさんあって、1時間以内の訪問なら充分に駐車できる。そのほかコインパーキングもあるので車で行ってもそれほど困らなさそう。今回はがっつり遊ばせようとコインパーキング(1時間400円)に車を停めた。コンビにも近くにあっていろいろ便利だ。
公園はすっかりきれいになっていて、半分が野球場4面はいるグラウンド。半分が遊具広場になっている。遊具広場は近所の小学生が参加したワークショップで企画設計をしたとのことで、ユニークな遊具が並んでいる。特に小学生を魅了しているのは公園を横断するかのような細長い大型の複合遊具。大きいというよりもかなり長いと言った感じだ。駅側から順にスロープ、ネットのトンネル、つり橋とつながっている。途中途中の柱にもクライミングウォールなど遊びの要素がふんだんに盛り込まれている。またそれぞれに幅が充分にある階段もついていて、小さな子供や親たちへの配慮もある遊具だ。この長さ、そして登り口の豊富さは遊び方のバリエーションを増加させる。遊んでいた小学生の男の子が「どろけいやろうぜ」なんて話し合っていた。
<スロープとネットのトンネル>
<つり橋とクライミングウォール>
グリップはフリークライミング用のものではなく四角いタイプ。6歳の娘も最近こういうのに登れるようになったので張り切って登っていた。
<やぐらのような部分と最後の滑り台>
滑り台は最近デザイン遊具などで見かける幅広のステンレス
大型遊具のほかにも遊具は点在している。地面にはウッドチップが敷き詰められていて、その中にブランコなどの遊具が設置されている。子供たちがペイントした遊具もあって洗練された遊具の中でちょっとだけ手作り感もある。スコップで掘ることのできる地面なんかもあって、いろいろな工夫がされている。
そしてもうひとつの人気遊具は360度滑れる滑り台。上から滑る小さな子供、駆け上がっていく小学生のどちらにも人気の遊具で、これがまさにワークショップの成果である。とにかく滑り台の上には常に複数の子供が乗っていた。
その周囲にはチョークで落書きができるアスファルトの地面がある。ちゃんとチョークが用意されているところがにくい演出である。横浜のこどもの国なんかでは見たことがあるが普通の公園でははじめてみた。チョークの交換なんかはどうやってするのだろうか。
そして、もうひとつ。丘とそれに沿った滑り台がある。裏面には丸太とかの簡単なアスレチックがあるが、基本的に小さな子供向けの遊具がそろっている。ここはあまり人気が無いので少し静か。そのかわりなんとなくほっとできる空間でもある。
最近の公園は、いろいろな工夫がされていて楽しい。この鮫洲運動公園もそういった新しい個性的な公園のひとつである。実際に遊ばせたウチのこども達もずいぶん楽しかったようだ。こういう公園がもっと増えるとうれしい
鮫洲運動公園(東京都品川区東大井1丁目4-11)
区立公園:面積14,191㎡
鮫洲運動公園
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