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上千葉砂原公園 [東京都葛飾区]

ついに23区最後の訪問先となる葛飾区に参上!!満を持して徹底的な調査の結果、第一弾の訪問先はもっともメジャーな都立水元公園ではなく、区立の上千葉砂原公園となりました。かなり面白そうな公園なので子供たち二人を連れて首都高に乗り東京を横断して四つ木ランプにて国道6号線を水戸方面に・・・京成本線の高架をくぐってから少し行った交差点を左折して公園に近づく。曳船川親水公園の即同と交わる複雑な交差点を左折して信号2つで右折。綿密なリサーチで迷う事無く公園の横に到着。通り過ぎたところで左折して公園から離れて黄色に色づいた銀杏並木を少し行ってUターン。そこに公園の駐車場がある。前は公園には駐車場が無かったのだが、公園の人気が高く、利用者の要望によって24台停まれる駐車場が最近作られたらしい。到着は昼の1時だったが、残りはあと4台くらいとなっていた。

公園からは飛び地になってはいるが公園からは割りと近く、銀杏並木の中を通って歩くとすぐに公園二到着。人気の公園だけあって結構な人手だ。寒い中出てきたので3人でまずはトイレに走った。

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トイレの横にはSL「D51」・・・交通公園には欠かせない(?)アイテムである。公園を見渡してみると約2ヘクタールというそんなに広くはない敷地にふれあい動物園、交通公園、水遊び場、そして奥に大型遊具、そして小さいながらも芝生の広場まである。こどもたちに大人気のアイテムがぎゅっと凝縮されたような公園である。ぱっと見ただけでも期待で胸が膨らむ。何から遊んでいいかわからないくらいだ。

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実際にウチのこどもたちはぐちゃぐちゃな順番で遊んだのだが、それではなんだかわからないので順にレポートする。まずは入り口の看板にもある「ふれあい動物広場」だ。動物はリスザル、インコ、クジャクなどなどが展示されているちょっとした動物園だ。規模的には江戸川の行船公園よりは小さいが、板橋の東板橋公園よりは広いといった感じ。どちらも行った事のない人にわかりやすく言うと動物園と呼ぶのには無理がありすぎるが、片隅で動物を飼っているというのには本格的過ぎるといった感じ。・・・・わからないか・・・。

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ここのメインは当然のことながら「ふれあいコーナー」。細長いコーナーにヤギとウサギ、そしてモルモットがいて、実際に触れ合うことができる。モルモットは係りの人がひざに置いてくれるタイプ。小さい子でも安心してひざの上でなでなでできる。だがハンターであるわが息子にとっては若干不満。それでも小3男子でありながら2回もモルモットをひざに乗せていた。逆に幼稚園児の娘はこちらのほうがいいみたいで、いつもより長くのせていた。モルモットに飽きたらヤギやウサギに向かったがウサギはすばやく逃げるためかわいがるのが難しい。挙句の果てに2匹で交尾まで始めてしまう始末。娘が係のお姉さんに「なにしてんのー」と聞いて困らせていた。まぁ「なかがいいんだよ」と教えられて、お兄ちゃんに「なかよしなんだよー」と説明していたが・・・・・たしかに仲はいいかもしれない。

 このコーナー午前中は11:30まで、午後は13:30からなのでお昼前に到着するとかなり待たされるので注意。あとオープン時間直後はものすごく混むけど夕方くらいになれば空いてくるので、少し待ったほうがゆっくり楽しめるかも。

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 それと、もうひとつ人気のコーナーはポニーの引き馬コーナー。3頭くらいの比較的大きなポニーになんと無料で乗ることができる。しかも中学生まで可というのがすごい。ここも最初は並ぶけど、けっこう回転が速いので1時間くらいしたら行ってすぐ乗れるようになった。今回はいつもは乗らない息子も乗馬していた。娘にいたっては2回も乗った。いろんな公園で乗馬しているせいもあって娘の乗馬姿はなかなかさまになってきている。板橋区も江戸川区もこの葛飾区もこういう体験を無料でできるんだから区立の公園は侮れない。観光農場であれば数百円はする体験なんだから、ぜひぜひ区立のこういう施設は絶対に利用したほうがお得である。

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ふれあい動物広場の次は交通公園。息子はふれあい動物園がものすごく好きだが、娘のほうはこの交通公園が大好き。実は公園で最初に遊んだのは交通公園のほうだった。交通公園はあまり交差点は多くなく、その替わりに立体交差まである直線の多い広々としたコースレイアウトになっていて気持ちよく乗れる。自転車、補助輪つき自転車、足こぎカートを記名さえすれば自由に乗れる。小さい子供向けの三輪車なども用意されている。

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年中から補助輪が外れていた兄と違って運動神経がいまいちな娘はいまだ補助輪つきの自転車だが、最近は勢いよく乗ることができてきた。ここのコースが気に入ったのか何周も連続で走っていた。けっこうスピードを出して乗れてきたので補助輪が外れる日も遠くないだろう。とにかく寒空の下ほっぺたを真っ赤にして疾走していた。息子のほうはというと信号が少ない上に起伏があってスピードが出せるコースが楽しいらしく、こっちのほうも疾走していた。それでも仲良く2人で2台のカートを並んでこいだりして今日は仲良く楽しんでいた。

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 交通公園の真ん中の広場には大きな噴水というか円形のジャブジャブ池があって夏場は遊べるようになっている。これだけあればたくさんの子供たちが同時に遊べるだろう。中心から緩やかな斜面になっていて水が流れるようになっているのも楽しそうだ。

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交通公園から遊具のほうに向かっていく。この公園は遊具は少ない。滑り台とブランコと砂場が並んでおいてある。向こう側に巨大な遊具が見えてはいるが小さい子供には無理そう。小さい子供向けコーナーということで小さな滑り台なんかが並んでいるわけだ。

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そして、いよいよこの公園が誇る巨大遊具「メビウスの輪」だ。鉄パイプで構成された筒型の遊具が蛇みたいにうねりまくっている。横から見ても結構な大きさだ。巨大遊具と言ってもまったく差支えがない大きさだ。たくさんの子供が遊んでいる。 よく見ると筒の中はさまざまなアスレチックになっていて、直径1.7メートルの筒の中でつり橋や平均台を渡るようになっている。小3の息子でも1周3分くらいかかるけっこう本格的なアスレチックになっている。

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 実際にこども達を遊ばせてみる。近くに行くと結構な迫力だ。よく見るとところどころさびていて、けっこう古い遊具であることが伺える。巨大遊具と言うと最近作られたものが多いが、ここのは歴史がありそうだ。考えてみればふれあい動物園も交通公園も昭和の薫りがぷんぷんするアイテムだ。考えてみたら筒を構成する鉄パイプはけっこう粗い目で、子供であれば格子を抜けて落ちそうな荒さである。最近は安全にうるさいのでこういう遊具は下に網が張ってあったりして過保護になっていたりするのだが、さすが昭和の遊具(勝手に決め付けている)は子供に厳しい!おかげでスリルがあるのか小学生くらいの子供たちがたくさん目を輝かせながら遊んでいる。やはり遊びは少し危険なくらいでなくてはいけない。

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ちなみに複合遊具でありながら滑り台はフィニッシュの1つしかない。しかもとってつけたような滑り台ではなく、これまた鉄パイプを集めて作った個性的な滑り台だ。この遊具のポリシーと言うか男気を感じてしまう。 

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と、ここまで順に公園の中を説明してしまったが、とにかく狭い中に遊ぶ要素、子供が好きそうな要素が凝縮されて詰まっている。ウチの子供たちなんか、これにあとターザンロープと地球儀があれば卒倒しそうなくらいである。親にとっては迷いようが無いこの狭さもベスト。とてもお勧めの公園である。東京の反対から側からでも行く価値のある公園だ。葛飾区のスタートでここまで大当たりだったのでこれからが期待である。

上千葉砂原公園(東京都葛飾区西亀有1丁目27-1)

区立公園:面積19,986㎡


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森のたぬき

いつも参考にさせて頂いてます☆
葛飾区へいらっしゃいませ☆
中道公園グラウンド向かいのマンションに住んでます「森のたぬき」です。
砂原公園と、せせらぎ公園を見て引っ越してきました。
子供達大喜びです。
これからも記事を楽しみにしてまーす!
by 森のたぬき (2011-12-11 22:36) 

藁苞屋

ついに葛飾区に進出しました。東京の東側の区は江東区、江戸川区、台東区と公園に力を入れている区が多いのでいつも楽しみにしています。葛飾区も複数の交通公園があったりしてこれからの訪問を楽しみにしています。
by 藁苞屋 (2011-12-14 23:16) 

有哉

今は、僕も公園行ってないから分からないですが、あそこは僕らが遊んでいあた時よりも、遊ぶものが減ってます。!

でも、遠くから見てて子供たちが遊んで
変な感じはしませんけどね。!!
あの無邪気で可愛い子供達見てれば
by 有哉 (2013-01-16 00:05) 

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