りっくんランド（陸上自衛隊広報センター）

今日は朝から雨だったので屋内の施設を探してみた。都内の科学館はあらかた行きつくしたし、企業の博物館は半日過ごせるほどの充実度はない。・・・・そしてついに禁断の陸上自衛隊広報センターに向かうことにした。ほかの人のサイトでは結構面白かった戸の報告が多い反面、若干イデオロギーの香りもする施設である。今回は素直な気持ちで純粋に遊びに行った。

正式な場所は練馬区となっていっるが実際には埼玉県朝霞市にある。基地が練馬区、埼玉県和光市、朝霞市にまたがって存在するので、正門がある練馬区が表記上の住所になっているのだ。行き方は環八から川越街道（国道２５４号線）に入って川越側に少し進んだところにある。建物の壁に「陸上自衛隊広報センター」とどでかく書かれている。自衛隊機地の入り口のところなので若干戸惑うが、センター前の駐車場に入る。なんと駐車場は無料。もし込んでいては入れなかったら基地の中に停めさせてくれるみたいだ。

館内は１階と２階に分かれており、見学コースとしては２階→１階となっている。しかしながら２階には展示物がほとんど無いためほぼほぼ１階だけといった感じになっている。案内つきでコース説明もしてもらえるようで、そういった感じの人たちが集団でぞろぞろ歩いていたが、そんなのはお構いなしで売店の横の出口から入って遊んだ。

１階フロアにはミリタリファンではない者にとっては形式がわからない戦車とヘリコプターとバイクなんかがどーんと置かれていて、その間に装備とか銃とか、そういうのが並んでいる。 

 

外が雨だったせいか、あまりこんでなくてすべてのアトラクションが体験できた。一番人気とされたヘリコプターのシミュレーションに向かう。身長１１０センチ以下は体験できないので幼稚園児の娘はできない。そして１３０センチ以下の子供は大人と一緒に乗らなければならない。この厳しいおきてのおかげで幼稚園児の娘を置き去りにして小学生の息子と二人で乗らねばならなくなった。かなりの長時間をかけて娘を説得し、息子と二人で乗ってみた。・・・・がいすに座って映像を見ながら若干ぐらぐらする程度で、この厳密さはなんだったのかと思うほど・・・・・。ちょっと期待はずれである。もうちょっとリアルにしてほしい気もする。

そして子供たちにいちばん受けたのは射撃シミュレーション。戦車やヘリになって敵を撃破し、その成績がプリントアウトされるもの。これはかなり楽しかったらしく、しばらくすると成績の印字された感熱ロール紙がたくさんたまった。しかし冷静に考えたら最近の家庭ゲーム機のほうが性能がよいし、リアルである。ゲームメーカーに頼んで戦車のデザインをちょっと変えてもらったほうが安上がりな気がした。

その他、宣伝色満載の３Ｄシアター。こっちはただのパナソニック製テレビだったので迫力的にはちょっとがっかり、しかし砲弾を撃つたびに床や空気が揺れて音的には迫力だった。なんだかんだ言って２回も見てしまった。気になったのは３Ｄカメラを壊すやつらが多いらしくやたら注意していたこと。国家予算なんだから壊してはだめですよ。自衛隊のものを壊すなんて、テロ行為です。

そのほかは自衛隊広報センターと表示されるプリクラや子供に迷彩服を貸してくれるコーナーがある。プリクラは娘がやったが背景と文字意外は普通のプリクラ。戦車をバックにハートマークなんかを配置するのはちょっと違う感じがするが、これはこれで貴重である。

しばらくして雨が上がり戦車なんかが並んでいるイベント広場に出てみた。けっこう実物は迫力ある。戦車以外の特殊な車両も展示されていてミリタリファンにはたまらないだろう。柵の外にはもっと珍しい車両がずらっとならんでいた。そこでアイスを食べてから退散することとした。気が付けば到着してから３時間以上。なんだかんだ言って半日は楽しむことができたのである。

陸上自衛隊広報センター（東京都練馬区大泉学園～本当は埼玉県朝霞市栄町４丁目周辺）

その他：面積不明

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