二之江さくら公園

一之江駅周辺から新大橋通りを都心側に少し行ったところにある公園。一之江境川親水公園沿いに隣接している。江戸川区にはフレンド公園も多いがさくら公園ももっと多い。フレンド公園にはあまり共通項はなさそうだが、こっちは名のとおりさくらの木が生えている。きっとほかのさくら公園も同じなのだろう。

ここの公園は一番奥にあるこの大型の複合遊具。滑り台が１つあるほかはほぼアスレチック遊具といってもいい構成である。ひとつひとつのパーツが大ぶりな無骨な雰囲気の遊具である。特徴的なのは片側にグーンと伸びた緩やかなスロープ。曲線を描いた板張りの床は微妙な角度で、子供たちが無理やり滑り台のように滑ってたりもした。訪問した日は近くにある幼稚園の運動会らしく運動帽をかぶった幼児が大量に遊んでいた。確かにゆるいスロープは小さな子でも遊びやすそうだ。床の部分が広いので鬼ごっこなんかをしても楽しそうな感じである。

　

少し悲しかったのはコレ。タイヤブランコの跡である。タイヤブランコは激しく遊ばれることが多いせいかはずされてしまっていることが多い。楽しい遊具だけに見かけると悲しい。まぁコレが子供たちが乱暴に扱って壊れたのか、危ないと指摘されてはずしたのかは不明である。そういえば江戸川区はタイヤブランコを見かけない気がする。

 公園のその他の遊具は、大型遊具で予算が尽きてしまったのか、ロッピングパッピーとスプリング遊具が二つだけである。もうちょっとほしい気がする。ちなみに広場に隣接して駄菓子屋があってジュースや駄菓子が買える。

 あと大型遊具の横には巨大な藤棚と半円形の砂場がある。この日はとにかく大量に子供がいたのでわんさか遊んでいた。どうも幼稚園の運動会にやってきたお母さんたちがここのもうひとつの広場に自転車を置いていたようで最初のほうはとにかくごった返していた。

　

最後に公園に隣接する親水公園は、隣接部分がジャブジャブ池になっている。ここははだし禁止で注意を促す看板もあるが、川底を見てみたら泥だらけで言われなくても裸足は遠慮したい感じだった。ただ、シャワーまで完備されていて夏は結構たのしそうな感じである。

　

二之江さくら公園（東京都江戸川区二之江町１３６３）

区立公園：面積３３９７㎡

タグ：遊水公園 大型複合遊具