ピノキオ児童公園 [東京都大田区]
公園の中でも子供の遊び場という目的の小公園を一般的に児童遊園という。レベルの差こそあれ港区も新宿区もおおよそそういった呼び方だ。しかしながら大田区の場合は「児童公園」という呼び方を使っている。
そんな呼び方の話は置いておいて、今回はピノキオ児童公園というファンタジーな名勝の児童公園である。ピノキオというと古いディズニーアニメのアレである。そのピノキオの名前を冠した公園なんだからさぞかしファンシーに違いないと期待して向かった。場所は東調布公園から雪谷中学校を超えて呑川を超えたところにある。ファンシーに期待して公園に近づく。外から見ても小奇麗な雰囲気で好感がもてる。入り口にはしっかりと「ピノキオ児童公園」の看板。・・・・・て
なんと公園の中央に鎮座しているのは、あのかわいらしいピノキオではなく恐竜。しかも牙をむいた肉食恐竜である。背丈は大人の身長以上あってなかなかの迫力だ。かわいらしさもファンタジーさもかけらも存在しない。小さな子だったら怖くて泣きそうなリアリティである。何故ピノキオなのにコレが・・・・
それでも目はピノキオを探す。しかしながらそのほかは小さな複合遊具がひとつ。ファンタジーな雰囲気が無い事も無いが、ごくごく普通の複合遊具。児童遊園としては立派なクラスの複合遊具である。・・・しかし心は既に恐竜に占領されてしまっている。もはやピノキオは心の中には存在しない。恐竜恐竜恐竜恐竜恐竜恐竜恐竜恐竜恐竜恐竜
実際には小さな子供が恐竜に履き似せずに遊んでいた。よそから来た大人には異様に見えていても子供にとっては日常のごくごく普通な光景なのかもしれない。
ピノキオ児童公園(東京都大田区東雪谷3丁目)
区立公園:面積707㎡
ピノキオいなくn(((殴
by 足利 義満 (2022-11-04 15:58)