北烏山もぐら公園 [東京都世田谷区]
世田谷に4つあるプレーパークの残りである北烏山のモグラ公園に子供達を連れて遊びに行った。国道20号を新宿方面に走り千歳烏山駅のあたりで左に入り、中央高速の高架下の道路に入る。高架下の側道にはあまり車が走っていないので、すぐ見つかる。目印はマックスバリュー。側道沿いにコインパーキングがあったので、そこに車を停める。少し早い時間について寒かったので上着を着せて公園に向かう。路地に入ってすぐに公園らしき入り口が見える。
プレイパークといえば太い木が何本も生えた林の中というイメージがある。羽根木公園も世田谷公園もそんな感じだ。しかも土地の起伏が激しいという印象もあるが、ここはすっきりしている。木もあまり生えてないし、あまり起伏も無い。遊具もほかに比べたら少ない感じである。ブランコなんかもあったが、残念ながら前日までの雨のせいで思いっきり水溜りがある、絶対に電車やバスではこれない・・。
まだ朝早いので子供達は数組。それも奥のほうで小屋みたいなところで何かやっている。後でその子供達に聞いたら何日もかけて小屋を作っていると言うことだった。プレーパークってすごい。そのほかは子供達はあまり居ないので遊具は遊び放題なのだが、ほぼすべてにおいて水溜りがあるが、子供達の心は抑えられるはずも無く、水溜りの上で遊びだした。あとで午後にはハンモックなんかもかけられていたが、子供が遊んでいるときはドキドキハラハラのスリル満点だった。娘のほうはブランコがお気に入りでずっと乗っていたが、木にかかったロープの滑り台って、普通の鉄製のブランコとは揺れ方が独特でいいリズムを刻んでいる。なんだか雲の上に居るみたいで気持ち良さそうだ。
遊具のほかに最初に遊んでいたのは木工コーナー。少しだけだがのこぎりやかなづちがあって歯切れの木材で工作が出来る。うちの子供たちはとにかく木って切って切りまくって、釘を打って打って打ちまくるのが好きで、相変わらずわけのわかんないモノと大量の切りカスが製造されていた。確かにとても何か作品が出来そうな材料はほとんど無いが、子供達には充分に楽しいおもちゃである。
小2の長男が最近は待っているのがベーゴマ。プレーパークはどこでもやっているが、今回も夢中でやっていた。先週の狛江ののびのび公園でも一生懸命やっていたが、ここでついにちゃんとベーゴマをまわせるようになった。まわせるようになったらなったでしつこくやっていた。
当日はお昼に餅つき大会もあったりして、結局一日中過ごした。プレーパークの魅力のひとつは日を扱えること。たくさんの子供達が夢中にやっていたのはべっ甲飴作り。砂糖水をお玉に入れて焚き火に当てるだけなのだが、煙かったり熱かったりしてなかなか忍耐力の必要な遊びだ。でもこういうつらいことって実は楽しいということが大切なような気がする。
すこし地味な場所にある上に他と違って大きな公園にあるわけではないのだが、なかなか楽しい公園だった。近くの人なら子供達をいっぺん連れて行く事をおすすめする。ただし着替えを忘れずに。
北烏山もぐら公園(東京都世田谷区北烏山8丁目5-18)
区立公園:面積2,664㎡
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