上野恩賜公園 [東京都台東区]
上野公園の若干貧相だった遊具ゾーンがリニューアルしました。表側もスターバックスにリニューアルされ、その裏のブランコばっかりだった遊具コーナーにも最新型の遊具が入りました。若干寂しかったココも小さな子供たちで賑わっていたので、近くで写真を撮れませんでした。
新たに設置された遊具は複合遊具とスプリング遊具。どちらかと言うと小さい子供向けですが、賑わっているせいか修学旅行中と見られる中高生まで遊んでいました。
上野恩賜公園(東京都台東区上野公園7丁目-47)
都立公園:面積530,000㎡
いわずと知れた上野公園である。JR上野駅前に広がる広大な緑の中に上野動物園や不忍池、美術館や博物館、東照宮などなどが立ち並ぶ都内屈指の公園である。上野公園に子供をつれて遊びに行くといえば、まずは上野動物園なのは間違いない。もうすぐパンダも来るらしいし、動物園に行くのがノーマルであり常識なのである。しかしながら、このブログとは「児童遊園」がテーマである。安易に動物園に食いついてはいけないと虎視眈々と遊具について調査を進めてきたのであった。実はこれがこのブログになかなか上野公園が登場しない理由でもあったのだ。
今日はたまたま下の娘が幼稚園の友達と出かけてしまったので、小2の長男だけを連れて上野公園にやってきた。いつもの公園口ではなく京成の駅のほうから西郷さんの銅像の横を通って公園をまっすぐ進む。そうすると上野動物園の前に来る。秋晴れの今日は噴水の周りにもたくさん人がいる。その丁度十字路上になったところを上野動物園に向かって右側の林を見るとなんだか遊具らしき色合いが見えてくる。周囲の人は全く気にしないで動物園に進んでいくが、もうすでに公園を200箇所以上も回った眼が逃さない。あれは紛れも無く遊具に塗ったペンキの色である。
喜び勇んで林の中に入る。あまり人影が無い。木々の向こうには動物園に向かう人達がまるで都会の商店街のように歩いている。しかし、一歩このゾーンに入ると不思議なのである。ゾーン内には休んでいるおっさん一人で子供の影はない。・・・・・あれ、何か変だ。気がついたら何かが変なのである。
辺りを見回すと、その違和感がなんなのかすぐにわかった。ブランコが4つなのだ。この話を聞いただけの人は「上野ほど広い公園なんだからブランコがたくさんあるのは当たり前だろう」と思うかもしれない。しかし、このゾーンには砂場を入れても7つしか遊具はないのである。その7つしかない遊具の半数以上の4つがブランコなのである。しかも、そのブランコは色は違えど、その仕様は全く同じのノーマルタイプのブランコなのである。2つついたタイプが、そのまま4つ四方を囲むように存在しているのである。明らかにこれは変。というか風水とか何かそういうのが関係しているのかと思うほどの異様さである。
おかげで普通であれば公園のメインを張っているはずのブランコも砂場も居場所がなさげな雰囲気である。ウンテイにいたっては、この場所から逃げ出そうとしているようなポジションにある。・・・・しかしながら大人のそんな疑問にはお構いなく息子は笑いながらブランコをぶんぶんコイでいる。そのうちここの存在に気がついたのか小学校高学年くらいの女の子がひとり来て、これまたぶんぶんこいでいる。相変わらずちょっと先ではたくさんの人たちが歩いているのに、広い園内に二人だけが黙々とブランコをこいでいる。なんともシュールな光景であった。
ちなみに動物園への道の反対側にはミニ遊園地があって、こっちのほうではたくさんの子供達が楽しそうに遊んでいた。
上野公園は噴水広場と隣接する児童公園は、作りなおされていて全く違うものになっていますね。土日の遊具は混雑し過ぎで少し危ないくらいです。
by はむお (2013-11-17 11:24)