隅田公園 [東京都台東区]
花川戸公園からスカイツリーを見ようと隅田川沿いに向かった。隅田川沿いから見るスカイツリーは迫力満点だ。情報が無かったので正直あまり期待していなかったが、意外な収穫だった。
公園に入ってまず目に付くのはアスレチック。アスレチックと言えば木製というイメージだが、ここのアスレチックは支柱がすべて黄色の塗装された鉄製のパイプだ。木々の中で黄色は鮮やかに目立ち、子供心をくすぐるのか、小2の息子は見るなりさっそく走っていった。
アスレチック自体の難易度はそれほど高くは無いが、アスレチックが1周できるようになっている。その間、地面に足が付かないようになっているので「一周まわる」というチャレンジ目標が子供の心に芽生えるのか、アスレチックの難易度に比べて達成感があるらしい。幼稚園児くらいから小学生までたくさんの子供達が遊んでいたが、小2の息子は12週も黙々とまわり続けた。なんだか充実感のある顔で「つかれたー」と戻ってきた。
娘が先に目をつけたのはコーヒーカップ。遊園地にあるコーヒーカップのカップだけが設置されている。真ん中のテーブル上の円を回すと椅子のある全体がぐるぐる回るのだが、これが楽しいらしく下の5歳の娘はかれこれ30分くらい回していた。こういう回転遊具の良いところは、他の子供と協力しながら遊べること。娘も一緒に乗った同い年くらいの女の子と一緒のコーヒーカップを楽しんだ際に意気投合したらしく、しばらく遊んだ後にみんなでアスレチックのほうに走り去っていった。
次に子供達が遊んだのはブランコ。花川戸公園にもあった椅子タイプのブランコだが、椅子の底と地面の距離が非常に短く、うっかりすると足をはさんで怪我をしそうなくらいである。しょうがないので二人とも椅子に体育すわりしながらブランコに乗っていた。
公園にはそのほか普通のブランコ、滑り台、柵で囲われた砂場などがある。単純に公園遊具を見ただけでもかなり充実している。
その真ん中でぽつーんと寂しそうにたたずんでいるのが、この銀色のジャングルジム。特に小さいとかという事も無く、ごくごく普通のジャングルジムなのであるが何故か人気が無い。2時間近くいたが子供が遊んでいる姿を見なかったほどである。普通の公園なら充分に面白いのだが誰も寄り付かないのである。やはり遊具は地味ではいけないのかもしれない。
公園自体は隅田川沿いに細長い公園で、川沿いの堤防の下に遊歩道もある。なんだか礼拝だか集会みたいのをやっていたので散策できなかったが、これはこれで楽しそうである。ちなみに対岸の墨田区側にも隅田公園はあるが、公園としては台東区立公園なのでいちおう別の公園である。
隅田公園(東京都台東区花川戸1丁目)
区立公園:面積105,848㎡
浅草に立ち寄ったら、隅田公園の遊具が新しくなっていました。しかも大きなコンクリート製の遊具まで登場していました。前からなかなか楽しい公園でしたが、さらに楽しくなりました。
複合遊具もユニークなものになっています。
普通の遊具も新しくなっています。
娘が好きだったコーヒーカップは健在でした。
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