中川公園 [東京都墨田区]
再訪問の公園。今回の巡回訪問の途中だったので寄って見た。全開訪問したのは他のWEBサイトで巨大遊具があると聞いたため、立ち寄ったのだが、時既に遅し・・・・でその遊具は撤去されていた・・・のが既に五年前。今回は以前来たときと同じ状態だった。
場所は中川小学校の南側、周囲は小規模の工場群が続いている。
公園内の様子。かなり広い広場があり、明るい印象になっている。遊具は散発でぽつんぽつんと置かれている。
砂場は大きな円形でフェンスで囲まれている。フェンスの色が上が緑で下が黒のツートンカラーになっているのが珍しい。
スプリング遊具は「四角い馬」。新しいものではあるが微妙
シーソーはスプリング式のもの。
円形の回転遊具。まわしてみたが錆付いていて動きが悪かった。
ブランコはオレンジで統一
中央の新しい複合遊具。最近流行のスチール製のもの
中川公園(東京都墨田区立花5丁目38-3)
区立公園:面積1818㎡
亀戸中央公園に行ったときについでに寄ってみた公園。大きな遊具があるとの情報で行ってみた。確かに墨田区のサイトにも巨大な遊具が写っていた。ちょっとした期待と不安を抱えつつ一方通行路と格闘しながらたどり着く。
・・・・無い。奥の家の前に聳え立っていたはずの遊具は跡形も無いのである。一歩遅かった・・・残念ながら危険な大型遊具はすっかり撤去されてしまったのである。代わりに設置された遊具の新しさから察するに、撤去されたのはつい最近のことだろう。まるで父危篤の連絡を受けたのに間に合わなかった気分である。・・・次々と撤去されるスリル満点の遊具達が無害な今風の遊具に変わっていくのは悲しいことである。・・・とはいえ現実を見据えなくてはならない(そんな重要なことか?)のである。気を取り直して公園の中に入っていく。
公園の入り口には円形の大きな砂場がある。周囲を囲っている柵はそれなりに新しそうではあるが、砂場そのものはかなり古そうだ。かつては今は亡き巨大遊具とともに時を刻んでいたに違いない。手前にあるシーソーは港区なんかのブランコでよく見かけるデザインのものだ。恐らくは同じメーカーの製品なのだろう。古びてはいるが比較的新しいはずだ。
中央にあるのは新しい複合遊具である。複合遊具としては中の小といった感じの規模でオールスチール製の鉄パイプを多用した対応である。まったく色あせていないカラフルなペンキの色合いが新しさを証明している。・・・・しかしものすごくスケールダウンしたものである。
公園の真ん中で目立っているのはこの回転遊具。かつて巨大遊具の傍らに移っているものとまったく同じタイプのものではあるが、ペンキの表面は綺麗で使っている材料の材質も今風のもののように見える。もしこれが新しいものならば、全国の公園から消えつつある回転遊具にとって希望の星である。・・・・でも昔の写真のものと結構似ているし・・・・微妙なとこである。
今回は残念ながら期待した遊具はすでにあの世に旅立っており出会うことは出来なかった。古い大きな遊具の消え行く運命を目の当たりにした訪問であった。
初めまして。
中川公園の近所に住んでるものです。
2年前くらいまで、大きな遊具は確かにありました。
その遊具は、深夜に放火され、全焼して撤去されました。
by NO NAME (2011-01-09 14:41)
ほ・ほ・放火されたんですか?
確かに家一軒分くらいの大きさだったので放火しがいもあるのかもしれないけど(しかも家では無いから警察も真剣にsぷさし無いだろうし)アレだけの遊具がそんな事で失われるのは非常に悲しいです。てっきり最近の弱腰の区の安全一辺倒の方針でつぶされたのかと思っていました。そういう意味では今後の墨田区には(世田谷区みたいに)絶望しなくてもいいみたいですかね。
by 藁苞屋 (2011-01-11 19:00)