戸山公園(大久保地区) [東京都新宿区]
諏訪通りの大久保三角公園とマルエツの間の道路に「戸山公園」の交通案内板がある。曲がってすぐのところで戸山公園の入り口が見える。都立公園らしく重厚な入り口と炎天下の下生い茂った樹木の木陰が、けっこう普通の大型公園っぽい。平日だが結構たくさんの人たちが歩いたりベンチで休んだりしている。
入り口すぐそばの広場には小さな複合遊具がある。小さな子供向けのよくあるタイプだ。あまりにも入り口に近いので結構違和感がある。遊具の周りのベンチには普通のサラリーマン風の人たちがたくさん座っている。子供も姿は全くなし。
その先へ進むと、左手に新宿スポーツセンターの大きな建物がある。一階にはコンビニもある便利そうな建物だ。その周りには二人乗りの台のついた自転車がたくさん並んでいた。それと目に付くのは大学生っぽい若者の姿だ。スポーツセンターの先には早稲田大学の西早稲田キャンバスがある。ある意味早稲田大学の高低みたいな感じで公園が存在している。「やくどうの広場」と呼ばれている人工芝の広場ではふっとサルに興じる学生たちの姿があった。
その先まで進み、早稲田のキャンバスの入り口を過ぎるとやっと遊具を発見。木製のアスレチックと滑り台のついた複合遊具が広場の中心にある。平日の昼間なので遊んでいる子供はいないが、小学生低学年向けの遊具である。
周囲にはコンクリートの切り株のような遊具がある。あまり見たことの無いタイプである。しかし、この広場で気になったのは雑草の生え具合だ。かなりのボーボーびりである。楽器の練習をしている若者と、くたびれたサラリーマン風の男性がいたが、なんだかうらぶれた雰囲気で、とても子供たちが遊べそうな感じは無い。それもそのはず、この広場の手前のゾーンには青いビニールシートで作られたホームレスの集合住宅がびっしりと建設されているのだ。風向きが逆だったのですえたにおいはなかったが、おかげで子供が遊べる雰囲気はない。遊べるとしたらホームレス狩りを楽しめるような子供たちだけであろう。ここでなぜ入り口に幼児用の遊具がある理由がわかった。スポーツセンターに来る若いお母さんは、ここには我が子を連れてこないであろう。
そこから、広場に戻って細い小道(ここにもホームレスの住居がたくさんあり)を通って箱根山地区方面に抜ける。そこでびっくりしたのは茂みの中からこちらをにらみつける影が!!一瞬びくっとしたが、コンクリート製のトラがこっちをにらんでいる。ほかに似たような遊具が無いだけにかなり唐突な感じがする。結構びっくりした。
全体的に行って、単なる早稲田大学のキャンバスの一部といった感じ。イベントなんかが行われるみたいだが、それもかえって早稲田の校庭といった感じを裏付けている。しかもホームレスの多さを考えるとわざわざ子供をつれて訪れる公園では全く無い感じだ。せいぜいスポーツセンターのついでの公園といった感じだろう。
戸山公園大久保地区(東京都新宿区大久保三丁目)
都立公園:面積186,807㎡(両地区合わせて)
一番南の地区に児童遊園があった。
基本的に普通の湯具
ブランコ
砂場は新しいタイプの柵が着いている
新宿名物の・・・・
動物たちも居る
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