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城山公園 [東京都稲城市]

府中街道からわかれ稲城から多摩に抜ける稲城日野線をJR南武線の南多摩駅周辺で多摩に向かって向陽台方面に左折したらすぐ右手にある公園。残念ながら道路は中央分離帯があって全く左折できず、その先にある街の中で展開して再び南多摩駅に向かってやっと駐車場に入れる。公園はスーパーのある大きな較差店にあり、駐車場はそこに20台くらいのがひとつ、もっと南多摩駅側にある図書館の駐車場のふたつがあるが、公園に行くなら交差点の近くの駐車場。無料なのと待ちの近くにあるせいか行った時は曇りだったが駐車場は混んでいた。

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交差点の近くにはコンクリートの広い広場がある。公園自体は山なので斜面にコンクリートの壁がたくさんあり、バスケットゴールが設置されている事もあり、バスケットボールのほか、テニスの壁ウチなんかをやっていた人が多かった。ボールを持っていなかったのでそのままスロープや階段を登ってその上に進んだ。上にはテニスコートが何面かあり、その向こう側に大きな芝生の広場がある。クローバーの花が咲き誇る少し荒れた感じの芝生であるが、結構な広さ。

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芝生には石を使ったオブジェのすべり台がある。石には最初からなのからくがきなのか、いろんな文字や絵が彫られている。上にはたくさんの青い鉄パイプの手すりが突き立っていて、芝生の向こう側から見ると巨大なナメクジに見える。結果としてこれが唯一の遊具なのであるが、すべり面は最初は急すぎな上、後半は斜度が少なすぎ、登り口は鉄パイプの足場しか無いので、幼稚園児の娘は上るのを諦めた。そもそも高さが無いので小学生の息子はちょっと滑ったら興味がなくなり、難易度的に今ひとつバランスが悪い遊具になっている。遊びよりも芸術優先といった感じ。

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公園の図書館側に向かう途中には、いくつかのオブジェがあり、いちおう芸術を意識した公園であるらしい。しかしながら、そのすべてが1980年代後半に作られたらしく、すでにぼろぼろになっていて廃墟感さえ漂ってしまっている。写真のオブジェはパワーショベルのショベルがコンクリートの壁から突き出ているものだが、ショベルに雨水がたまって腐敗しており、いろんな意味で怖い物体になっていた。

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ここの公園のメインは「ファインタワー」と呼ばれる展望台。しょうがないので娘を抱っこして階段を上がり陸の頂上に向かった。息子のほうはだるいとか帰りたいとか言っている。でも名所と聞けば行かないわけにいかない。ようやっと塔の下についた。いつもは12時頃から係りの人がオープンするのだが、行った日はおまけで11時半頃に入れてもらった。鉄で出来たこの展望台は相当な高さがあり建物にすると7~8回くらいなのだが、それを支えている鉄の構造物はすべて錆びており、かなりおどろおどろしい。「ゆれますけど大丈夫です」と係りの人に言われ一抹の不安を感じつつ兄妹と一緒に上がった。子供というのは不思議なもので疲れていても階段はなぜか登る。しかし揺れる上、徐々に標高が高くなると景色が見えてきて、かなり恐怖感がアップする。あまり端っこに行くなと兄妹を叱りつつ最上階の展望台にたどりつく。たしかに丘の上+塔の上の高さは標高180メートルを超えていて新宿や東京タワー、スカイツリーから筑波山まで見えるらしい。しかし小さな子供を抱えてこの場所にいるのは相当な恐怖で、あまり景色も見ずにすぐに階段を下りた。

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恐怖体験はさておき、いちおうタワーの直下の階段を下りると湧水池もあり、夏には遊べそうだが、さっきのパワーショベルの中の水を見てしまったら、ちょっと遊ばせる雰囲気には無い。公園全体としては小さな子供を連れて行くような公園では全く無い。たまたま公園の近くのスーパーに行ったときに立ち寄る程度しか行かないような感じ。ただ高いところ好きにはファインタワーはたまらない価値があるような気がする。

城山公園(東京都稲城市向陽台4丁目6番)

市立公園:面積99、000㎡


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