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多摩六都科学館 [東京都西東京市]

梅雨の季節なので室内を中心に遊べる場所という事で科学館。科学館といえば北の丸公園の科学技術館を以前紹介したが、今回は西東京市にある六都科学館。そのほかにもお台場にある未来科学館もあるが、今ひとつ立派過ぎて遊べなかったので丁度良いチープさの六都科学館。

場所は西東京市内の新青梅街道沿いにある。都心から向かうと国道20号線から小金井街道に入り小金井公園の横を抜けて行く。一旦新青梅街道に出て行くのが判りやすい。巨大な銀色の球体の建物は相当目立つ、また田無タワーの横なのでわかりやすいと言えば判りやすい。駐車場は科学館の前に専用の駐車場が用意されていて1日700円。周囲が畑ばかりなので若干高いと思うが時間を気にしないで遊べるのは良い。

駐車場に車を止め、正門に向かう。正門は円形劇場のような下りの階段になっていて、巨大な球体の下にもぐりこんで入場する。入り口のところは時間によっては人口の霧が立ち込めていて、ちょっとした非現実の演出が憎い。入り口で入場料大人500円、子供200円を支払い館内に入ると豪華でもなく広くも無く、チープでもないエントランス。右手に売店とクイズラリーのカード印刷機がある。館内はいくつか設置されたクイズマシンによるクイズラリーを楽しめるが、そのカードは写真入で作る事が出来る。売店で白紙の磁気カードを100円で買ってから機械で写真を撮って簡単なプロフィールを入力するとカードが出来上がる。子供たちにとってはちょっとした記念品であり喜ぶ事請け合いだ。これはぜひ毎回作る事をお勧めする。かなり秀逸なアイデアなので他の科学館や博物館とかでもやってほしいくらいだ。

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館内は宇宙の科学、生命の科学、生活の科学、地域の科学、地球の科学の5つのフロアがある。宇宙のフロアではムーンウォークが人気で長蛇の列が出来ている。問題は新潮が110センチという制限があること。当時106センチしかなかった息子はなんとか無理にさせてもらった。混んでいない時は混んでいないのでチャンスがあれば体験してみたほうがいい。最も時間を費やせるのは生活の科学のフロアにあるたくさんのパズル。市販のパズルをあつめたものが並んでいて夢中になると1時間ぐらい過ぎてしまう。しかしながら、夢中になるかならないかは子供しだい。その後は地域の科学のフロアにある大きなてんとう虫の玩具。靴を脱いで登ったりくぐったりしている。小学生低学年くらいまでなら楽しそう。確実に楽しめるのはクイズラリー。作ったカードを機械に通して簡単なクイズに答えるのだが、そういうものにチャレンジする事自体が楽しいようで調子に乗ると二周くらいしてしまう。あと館内にはサイエンスエッグと呼ばれる大きなプラネタリウムがある。通常のプラネタリウムと異なり客席が野球上のスタンドみたいに斜めになっていて、前を向いてプラネタリウムを見る事が出来る。1回おきにプラネタリウムと全天周映画を見る事ができる。暗い中で見る全天周映画はかなりの迫力。一見する価値はある。

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公園として紹介するからには屋外施設にもチャレンジしてみる。屋外には通常の公園とは異なった実験遊具がある。球体に穴を開けたナチュラルなプラネタリウムとか集音パラボラとかがある。パラボラは数十メートル離れて一対となっているのだが、びっくりするほど良く聞こえるので子供たちに体験させると非常に楽しい。その他森の中に木の塔があり木々の上のほうの様子が見えるようになっている。

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サイエンスエッグもいれてうまく遊べれば1日中遊べる。ただ基本的には展示はそれほど多くないので常連になるくらい行くとちょっと飽きる。あと実験の見学はなんとなく参加しづらい構成・場所になっている事とレストラン以外昼食を食べるところが無いのがネック。郊外にあるのに結果的に結構金がかかるのもちと辛い。そんなこんなだが全体的にはバランスもとれ一度行ってみる事はお勧め。

六都科学館(東京都西東京市芝久保町5-10-64  )

その他


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藁苞屋

ココのところ雨降りが続いているので、またいってきました。特にイベントはなかったのですが、パズルなんかをやって楽しんできました。日本の将来の為にも、雨降りの日の娯楽の為にも、こういう科学館の存在は大事です
by 藁苞屋 (2010-03-08 00:24) 

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