恵比寿東公園 [東京都渋谷区]
恵比寿のタコ公園と呼ばれていた恵美須東公園がリニューアルされたと聞いて、すでに久しいが、やっとこの前、訪問してきた。果たして渋谷区唯一のタコはどうなったのか?
恵比寿駅から近くまで行ってみると公園はたしかに真新しくリニューアルされて綺麗になっている。奥の方にはタコらしき影が・・・・・
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タコは小さくなっている。我々の知っているあの「タコの山」ではなくなっている。近くの商店街がタコ公園商店街と読んでいる熱の入れ方だったのにタコは茹でられたように小さくなってしまっている。品川のタコ公園が、ほぼそのまま復元されたのと対照的な結末だ。まぁオリジナリティのある楽しそうな遊具ではあるのだが少しさみしい。
これが以前の姿。
これが以前の姿。威圧感があるこの姿は新しい公園には似つかわしくないのだろうか?
公園は確かに綺麗になっていて、最近人気の水遊び場も設置されている。芝生もかなり綺麗だ。
良い点を言うと、かつては薄汚かった公園はすっかり綺麗になっていて、小さな子供を連れてきても安心である。恵比寿に行った時には立ち寄ってもいい。
恵比寿東公園(東京都渋谷区恵比寿1-2-16 )
区立公園:面積2,666㎡
今回は子供たちを連れてではなく、単に立ち寄った公園。
調布駅前公園のたこの兄弟発見。JR山手線の恵比寿駅のガーデンプレイス側に出て東口のエスカレーターを降り、路地を抜けていくとすぐに恵比寿東公園はある。丁度駒沢通りと明治通りの交差点の手前で渋谷川沿いにある細長い形の公園だ。
まず、目に付くのはタコの形の造詣遊具。調布駅前公園にあるタコと同じ色、同じような形のタコだ。コンクリートで作られたたこはちょっとリアルで複数あるタコの足が滑り台になっている。ペンキはピンクがかった赤色ですこし色あせた感じ。裏側には鉄の棒で出来たはしごがあり、ここから滑り台の頂上に登る。無造作にコンクリートに打ち付けられたような、ちょっと小さい子には登るのは難しそうだ。小学生が居る時間帯ではなかったので遊んでいる子は居なかったが、調布駅前公園同様、小学生の低学年くらいには楽しそうな遊具だ。
もう一つ目に付くのはその右手手前にあるコンクリートの土管で作られた蒸気機関車。漫画に出てくる昔の空き地にあったような土管をくりぬいて作った力作感のある遊具だ。こういうしょうもない遊具は意外に人気があるかもしれない。子供達がいる時間帯にいってみたいものだ。そのほかにも狭い公園の中にブランコやジャングルジムやシーソーが設置されている。普通の公園よりも遊具が密集した配置になっている、狭い割に充実した公園なのである。平日の午前中なのでなんだか疲れたおっさん達がベンチで休んでいたが、休日に行ってみたいものだ。恵比寿駅周辺には子供が喜びそうなところが無いのと恵比寿駅からは近いので、恵比寿に遊びに行ったときには寄ってみるのも良しだろう。(でも全体的にぼろいので注意)
調べてみると開園は昭和33年、この周辺は再開発されているので新しい建物が多いのだが、この公園は昔の景色のときからあったのである。恐らくはあのタコもその時代から公園の主として鎮座していたのかと思うと、なんか不思議な感じである。周辺の人はタコ公園と呼んでいるらしい。
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