西河原公園

桜の季節には土手に満開の花が咲き、大勢の花見客で賑わう。テレビドラマのロケなんかでも使われる狛江五本松周辺の多摩川岸に細長jい形で西河原公園はある。バスが通る表通りから見ると狛江市の公民館などの影にあり、見えづらい。小田急の狛江駅や和泉多摩川駅からも歩いていけるが少し遠く、駐車場も周辺には少ない。ちょっと目立たない公園だが、狛江市としては最大級の公園。

河原沿いの土手を走るサイクリングロードから、林の中に入ると浅い池がある。ここが公園の中心だが、建物と土手の間に挟まれている感があり少し圧迫感がある。池は浅くて傾斜もゆるく子供が入れそうだが、底は落ち葉と泥があり、今ひとつ入れる雰囲気ではない。遊ぶと言うよりもぼ～～～っとする為の公園。児童公園はそこから少し上流側に進んで細い小道を抜けた先に飛び地のように存在する。川沿いの土手の高低差の関係で周囲が囲まれた感じがする。ここも広々とした感じは無い。遊具は比較的普通の遊具がいくつかある。まず一番奥のコンクリート延べ際にコンクリートの滑り台。行ったときには前日降った雨のせいか、どろどろになっていて滑らせるのはちょっとぱす。真ん中にあるごくごく普通のサイズの普通の滑り台で滑らせる。それ以外はブランコとスプリング遊具がある。ぼろぼろではないが新しくも無い。わざわざ来る公園ではない。

子供を遊ばせるには、あまり良い印象の無い西河原公園だが周辺にも小さな児童公園がいくつか散在する。最も目立つのが「むいから民家園」とその前の小さな公園。むいから民家園は古民家１棟があり常時家の中に入れるようになっている。中には昔の玩具があり、縁側の前でコマや竹馬で遊ぶ事も出来る。目立たないが木で作ったブランコまであってちょっとした児童公園のようだ。ここでも１時間くらいなら充分に遊べる。その前の公園は小さいがブランコ、ジャングルジム、滑り台、砂場、ウンテイがぎゅっと収まっているうえ遊んでいる子供がほとんどいないので、なかなか楽しく遊べるようだ。

あと竹林と住宅の間の空き地にひっそりとカラフルな大型滑り台がある田中の池児童公園や多摩川沿いの児童公園などいくつか公園があるが、いずれも少し手入れが悪く、近いと言うのは少し遠いのでもったいない気がする。まぁ近所の人は行ってくださいと言った感がある公園だ。

西河原公園（東京都狛江市元和泉2-38-1）

市立公園；面積１６,０００㎡

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