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羽根木公園 [東京都世田谷区]

久しぶりに羽根木公園のプレイパークに行ってきて遊んだので記事をリニューアル。

今回は焼き芋でもしてみようと考えアルミ箔でくるんださつまいも持参でやってきた。今回も訪問は電車。小田急梅ヶ丘駅を降りて駅前を北側にまっすぐ行って公園に入る。毎年2月は「せたがや梅まつり」が開催されているのだが、今回は祭り直前で結構空いていた。階段を上り梅林を超えるとプレイパークに到着。まだ朝だったのであまり人はいない。

以前見た時とはかなり配置が違っている。前にあった長い滑り台もないし、なんだか砦みたいな橋みたいな建造物(?)がたくさんある。相変わらずひろいが、かなり雰囲気が変わった感じだ。真っ先に小学四年生の息子が走って上がっていった。木登りが好きなので、こういうのは大好物だ。

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よく見てみるとこの手作り感満載の遊具も進化している。幅広の滑り台はものすごく滑りやすいプラスチックみたいな素材で出来ている。表面が蝋っぽい材質の素材で実際に息子が滑ってみるとビューっと勢いよく高速で滑り降りる。このスピードに感激した息子はキャーキャー言いながら何回か滑っていた。前も同じような滑り台はあったがすべり面がベニヤ板っぽい材質で角度の割にはすべらなかった。一見スクラップで作ったような遊具でも技術革新は進んでいるのだ。

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 こっちの滑り台も魅力。こっちは木の幹を利用した背の高い滑り台で、乗り口はちょっと行きにくいが角度といい長さといいスリリングで小学生たちを魅了する。木の上というのも子供たちの心をくすぐるらしい。こっちも早速登って歓声を上げながら滑っていた。

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 これは奥の砦のような建築物群。小屋というか走というか、上に登ると移動できるようになっている。アスレチックというか隠れ家というか・・・・・しかしながら小学一年生の娘はこれになかなか上がることができずにしたをウロウロするばかり、小さい子にはちょっとハードルは高いが、プレイパークの主ターゲットは小学生。彼らを満足させられるのが一番大事。

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 しかしながら小さな子供を無視しているわけではない。配慮も十分だ。このシーソーもそうだが見た目よりもしっかりした作りになっていて親も安心して遊ばせられしうだ。そのほか小さなブランコや小さなシーソーもあって、かなり小さな子供でも遊べるようになっている。さすが元祖だ、羽根木プレイパーク恐るべき進化である。

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 そして子供たちに一番受けたのが、このターザンロープ。木と木の間に渡したロープから吊り下げられたロープだけで、まさにターザンロープである。しかし木やロープのしなりから、結構ストロークは大きく、上の段から乗るとかなりの迫力だ。小さい子は下の台から乗ることもでき、下手すると普通の公園のターザンロープよりも良く出来ている。

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ここで一旦、プレイパークを離れて上の遊具へ移動した。ここには昔通りのコンクリート製の古い迷路と滑り台がある。若干だけ遊具は増えているが3年前とほぼほぼ同じである。ここで2人と鬼ごっこをして遊ぶ。地面が土で服がかなり汚れるが、ここは心配しないで思い切り遊ばせる・・・・が、そういえば帰りは電車だった。

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 土管の向こう側が唯一の新しい遊具。しかしながら人気がいまひとつ

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 相変わらずお母さんたちをハラハラさせる土で汚れ切った滑り台。途中の凸凹は何のためにあるかは不明。小さい子供が遠慮なく滑っていてお母さんたちを困らせていた。

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・・・・で忘れていた焼き芋。

プレイパークでの焚き火は、石でかまどを作り、薪を集め、新聞紙なんかを使って火をつける。息子は初めてマッチを使って新聞紙に火をつけようとする。なんせ火のついたマッチを新聞紙の上に持ってくる。火は下からつけるもの、新聞紙に燃え移った火は乾燥した廃材をあっという間に燃え上がらせた。食べ物は持参で焼肉なんかはNGだと思うが、焼き芋のようなものであれば焼いて食べることができる。中華なべなんかの食器もたくさんあってワイルドに薪の火で料理してもいい。・・・・バーベキューにまでならない程度で・・・

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 充分遊んで、そして焼き芋まで堪能し、売店で買ってきたサラミソーセージまで焼いて焚き火は堪能。最後は巻を燃やしきって焚き火終了。最近の子供はなかなか火を扱う事って少ないので、これも貴重な体験だ。

今日はプレイパークを堪能した

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羽根木公園(東京都世田谷区代田4-38-52)

区立公園:面積79,650㎡

小田急の梅が丘駅を降りて改札を抜けると駅の通路を右に行く。物産展みたいなのをやっている横を抜けて小さめの駅前のロータリーの横を抜ける。少し交通量の多い道路を渡って少し歩くと公園の丘が右手に見える。公共交通機関を使って子供を連れて行くと、すぐ途中で歩きたくないとぐずるのだが、この程度で公園が見えれば大丈夫だ。下の娘を抱っこすることなく公園に到着できた。丘には階段があり、梅まつり開催中の横断幕が貼ってある。毎年2月初旬から3月頭までの1ヶ月間、この公園では梅まつりが開催される。公園の入り口は反対側にもあり、そちらには小さいながらも駐車場があるのだが、駅から近いので今回は電車で来た。

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ウメがちらほらと咲いている丘を登りきると、広場と人ごみが見える。ベニア板で作られた常設型の出店が幾つも並んでいる。たこ焼き、焼きそばからおでんやうどんまでさまざまな食べ物が提供されている。地元の野菜なんかも売られている。下の娘がわたあめを激しく要求したので買ってやる。こういうところのわたあめは100円と非常にリーズナブル。お祭りのときと違って気前良く買ってあげることにしている。わたあめを食べてべたべたになった兄妹の手を引きながら、盆栽市やグラウンドの横を抜けるとおもな客層が急にジジババから子供になってくる。ぼろい小屋や板で作った遊具が見えてくる。ここも世田谷公園と同じNPOが運営する羽根木プレイパークがある。なんでもここが世田谷では元祖で最初は区の職員が運営していたらしい。リーダーハウスと呼ばれる小屋にはぼろぼろのピアノが置いてあって初老の男性がピアノを弾いていた。野ざらしの割にはちゃんと音が出る。リーダーハウスの前には大きな滑り台がある。息子がすぐさま走って登っていった。滑り台は幅1メートルくらいのベニア張りのお手製滑り台。今ひとつすべりが悪く、ダンボールやプラスチックのソリを使って滑っている子もいる。お決まりだが滑り台を登っている子供のほうが多く、登っている子供と滑っている子供が交錯しながら滑っている。意外とトラブルなく遊んでいる。滑り台は谷の斜面に沿って作られている。プレイパーク全体がリーダーハウスを頂点としておおきな木々が立つ谷間に広がっている。下のほうには世田谷公園にもあった屋根が滑り台になった小屋とか、大きなハンモックとか、木にぶら下げたブランコなんかがある。息子が滑り台に夢中になっている間は、3歳の娘をハンモックに乗せる。乗せてゆらゆらさせていると他の子達も乗ってきて大騒ぎになる。ハンモックの網の中で揺らされてゴロゴロするだけなのだがずいぶん楽しいようで10人くらいの子供が集まってきた。しばらくこれをやって体力の限界に近付いたので、やめて離れると息子は下の小屋の屋根に上っている。声をかけて上のリーダーハウスに登る。

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リーダーハウスの横では木工をする為の道具と台がある。釘を打ったりのこぎりを使って木を切るのは子供にとっても面白いようで6歳の息子だけでなく、娘も夢中で釘を叩いている。横に大量の廃材が置いてあるので切り放題、打ち放題なのである。向かいのテーブルではじいさんが竹とんぼを作っていた。しばらくして木工に飽きると今度はリーダーハウスの前に移動する。そこではいくつかの親子が焚き火をしている。土に穴を掘って、リーダーハウスから新聞紙をもらってきて、廃材置き場からまきを持ってこさせる。隣の人に火種をもらって焚き火開始である。燃える火を大きくしようと廃材置き場との間を何往復もして娘が薪を持ってくる。子供にとっては焚き火も楽しいみたいだ。基本的にプレイパークの遊びは自己責任だが、危ない事はプレイリーダーと呼ばれるボランティアの人が注意してくれる。焚き火や木工など普段は出来ない遊びを体験できるのは魅力的だ。

プレイパークを離れると更衣室とトイレがあり、その横に児童公園が広がる。コンクリートで出来た迷路みたいな溝に広くて大きなコンクリートの滑り台がある。溝の底は土なので、滑り台も土臭いのだが子供はそんな事お構い無しなのですべる。見るとズボンは真っ黒である。良く考えたら帰りは電車だ。遊びもそこそこで制止してブランコなどの遊びをさせる。それでも息子は迷路のほうが楽しいみたいだ。公園の中の掲示板を見たら羽根木公園の遊具は現在見直し工事中で、この遊び場も大きく変わるようである。どろどろになるのは困るが遺跡みたいな遊具は冒険心をくすぐるようである。003.jpg

どろどろになった子供たちを連れて駅のほうに戻る。途中売店でジュースを買って飲ませてから丘を下る。公園の下には焼きいも屋が営業していた。息子が試食のイモをもらって喰っていた。底からは一気に駅まで一直線。今度はプレイパークでどんな遊びをしようかと考えながらの帰り道も楽しいものだ。・・・・・気がつけば兄妹の服はどろどろだが・・・・

羽根木公園(東京都世田谷区代田4-38-52)

区立公園:面積79,650㎡


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岡部敬史

スゴブロ2013選出のご挨拶
『恐るべき児童公園』管理人さま
突然のご連絡で失礼いたします。
私、『スゴブロ』というサイトを運営しております岡部と申します。
本日は「スゴブロ2013選出のご挨拶」でご連絡させていただきました。
まず、簡単にサイトの説明をさせていただきます。この『スゴブロ』というサイト
http://www.sugoblog.com/
は、もとを辿りますと、宝島社から2004年に刊行した『このブログがすごい!』という書籍になります。この本では、実際に読んで面白いブログを紹介するということをやっていたのですが、そのコンテンツをネットに移したのがこの『スゴブロ』になります。
この『スゴブロ』で、毎年2月6日のブログの日に、面白いと思うブログを僭越ながらランキング形式で発表している「スゴブロベスト20」という企画があるのですが、今年のベスト20にそちら様のブログを選出させていただきました。
http://www.sugoblog.com/best20/2013/
突然のご連絡で大変恐縮ですが、お手すきのときにでも、ご笑覧いただけましたら嬉しく思います。
では、急なことでまことに失礼いたしました。今後のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
*コメント汚しまして恐縮です。ご覧いただけましたら消去くだされば幸いです。

by 岡部敬史 (2013-02-06 00:51) 

よいこ

手作り感でいっぱい
焚き火もOKだなんて、ワイルドな公園ですね^^
by よいこ (2013-02-07 09:24) 

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