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きたみふれあい広場 [東京都世田谷区]

その公園は屋上にある。

小田急喜多見駅から近くを流れる野川沿いに行き、そのまま川沿いの桜並木のサイクリングロード上流に上がっていくとすぐ小田急の車両整備工場の壁が続く、右手に再生された自然が残り、白鷺が舞う野川、左手に無機質な工場の壁を眺めながらさらに進んでいくと階段が見える。階段を登ると木々が茂り、広い芝生がある公園が広がる。かなり大きな桜の木もあり、とても工場の上には見えない。

きたみふれあい広場に行くには喜多見駅周辺に車を停めて歩くか、成城側にある小さなコインパーキングに停めるかして行く。成城側はかなり複雑な道を行くので、喜多見駅側から歩くのがベターだろう。喜多見駅からだと整備工場の右側からでも左側からでも上り口はある。公園は芝生広場と池と児童公園で構成されている。地上10メートルの屋上にあることと、近くに高い建物が少ないので非常に広々とした印象を受ける。冬であれば遠くに富士山を望む事も出来る。植えて歩きはそれほど高くないが桜の木はお花見が充分に出来るほどの大きな木だ。

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遊べるポイントは2箇所、中央の芝生広場のところと児童公園のところ。池は残念ながら、あんまり遊ぶには適していないので夏でも実際に遊んでいる子供を見かけない。中央の広場は小さめの山と砂場があり、秋には落ち葉プールが設置される。山にはトンネルがあって子供たちはもぐったり、山の上に上ったりして遊んでいる。何故か人気があるが、芝生がなかなか定着しないみたいでだいたいは山の半分が芝生養生中で立ち入り禁止になっている。立ち入り禁止以外の場所は芝生ははげ、黒土でどろどろになるので電車で来た場合は要注意。砂場は日よけがあるものの普通の砂場、近くにスプリング遊具が2つある。

池の向こう側にある、児童公園は大小の滑り台が5つ付いた複合遊具と、スライド式のぶら下がり遊具(?)がある。スライド遊具は小学生向けで、ほとんどの子供は複合遊具で遊んでいる。登る方法も高さも様々な物が用意されていて、広い世代の子供が遊べるようになっている非常にバランスの取れた構成の遊具だ。さほど大きくは無いが比較的あきないで遊ぶ事が出来る。

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公園全体としては無理して遠くから行くほどの物ではないが、工場の屋上という立地については一見の価値有りである。実際に行くと屋上に居る事を忘れてしまうほど自然である。

きたみふれあい広場(東京都世田谷区喜多見9-25-5)

区立公園:面積39,000㎡


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